認知バイアス
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人間のバグのようなもの
仕様ともいう
バグだから取り除け というわけではない
認識することが大切
一部の科学者は、全てのバイアスが誤りなのかという疑問を持っている。David FunderとJoachim Kruegerは、バイアスと呼ばれるものの一部は「近似ショートカット」であり、情報が不足しているときに人間が物事を予測することを助けるものだと主張している。例えば偽の合意効果を、他人がある人の意見に合意しているという誤った信念と見るのではなく、その意見しか提示されていない段階での少ない情報に基づいた妥当な予測と見るのである。
マーケティングとかで利用されているケース多い
認知バイアスに詳しい奴らに利用されているかもしれない
だからこそ、防衛のために知識が必要
アンカリング
ある数を見ただけで、何かの数量を予測したり決定したりする際に影響されてしまう。
例えば、100冊本を持っているという話を聞いたあと、85円で売るよと言われたら比較して安く感じる
根本的な帰属の誤り
他人の行動を、その行動が起こったコンテキストを見ず、人格のせいにしてしまう
無能で十分説明されることに悪意を見出すな
反対に、自分自身の行為については安易に言い訳をする傾向がある
喧嘩の原因はこういうのが多そうだ・・・
コンテキストがすべて。人間の行動は、コンテキストに対する反応である
プロジェクトが成功すると自分のおかげだと思う
大失敗となれば自分のせいではない。
ある意味、便利な防御機構
結末欲求
疑いや不確実性が残っていると落ち着かなくなる。そのため、結末に急ぐ。
仕事のスケジュールを仮でも適当に全部見積もったり
不確実ということは、選択の可能性を残しておけることでもあるので、すべて悪いことでもない。
自分の先入観やお気に入りの説に合致する事実を求める
全ての人間の発言はポジショントークのようなものだ
露出効果
「なじみがある」というだけでそれを好ましく思い、選択する傾向がある。
既に有効に機能しなくなっているツールや手法を使い続けたり、逆に害を与えているものもある。
サンクコスト
虚偽記憶
脳では、想像上の出来事の記憶と事実の記憶の混同は容易に起こりうる
記憶はアクティブなプロセスであり、読み出しのたびに書き込みが起こる
シンボル化による縮小の誤り
複雑な対象やシステムにそれを象徴する簡単なシンボルを付けたがる
シンボル化することでニュアンスが失われ、真実も失われることもある
命名の誤り
シンボル化による縮小の誤りの1つ
ものに名前をつけると、それが説明できたとか理解できたとか思ってしまう現象
「あの子はADHDなんだ」
「あの人は共和党なんだよ」