新刊書ハンターvs再読
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せっかち
1.はじめて読む本よりも、再読する本は、速く読める
2.はじめて読む本よりも、再読する本は、深く読める
3.再読することは、新たに読む本を探し出すコスト(その本がハズレである際に無駄になる探本コストも含む)を省くことができる。公平を期するために、蔵書の持ち越しコストを勘案しても、再読することの方がコストが低い。
4.新奇さにのみ浪費されるコストもない。
5.再読に耐えぬ本を発見し処分でき、再読に耐えぬ本をあらかじめ避ける眼を養うことを通じて、読書生活の長期的なコストを最適化できる。
この記事は忘れられない、人生を変えるレベルの記事
再読の価値が頭に残る文
この記事を思い出して、新刊書ハンターになりがちな自分を抑制させられる
単純に人間は忘れるから再読した方がいい
「たくさん読んでいる」と言いたければ同じ本を二回読んでいたら二冊読んだことにすればいいのです。
そんなの邪道だって思うかもしれませんがそんなことはありません。
複数回読んでいればわかりますが、読むごとに本の印象はどんどん変わっていきます。
ですから実質別の本を読んでいるのと同じなんです。
むしろ一回しか読んでいないのに読んだと言ってしまうのは恥です。
冊数を指標にして数えていると、冊数に入らない再読よりも、新刊書を追い求めるようになりがち
そこで、上記のWeb記事の文章が良いと思った
同じ本を3〜5回再読することを基本としていれば、その年に読んだユニーク本の数 * 3~5 して読んだ本の数として言ってしまえばいい
愛読書は10回以上もしくは100回ぐらい読むぐらいの認識でいたほうがいい
と考えたら、1回読んだだけで分かってしまうのは、新しい知識が無かったか、分かった気が大きすぎるかになりそう
本を読んだ冊数ジマンは、好ましくない承認欲求の1つだと認識すること それ聞いて、「へー!すごいですね!」ってリアクション求めるんだよね?ってことになり、マイナス感情生まれる
悪書は読者から、本来なら良書とその高尚な目的に向けられるべき時間と金と注意力をうばいとる。また悪書はお金めあて、官職ほしさに書かれたものにすぎない。したがって役に立たないばかりか、積極的に害をなす。今日の著書の九割は、読者のポケットから手品のように数ターレル引き出すことだけがねらいで、そのために著者と出版社と批評家は固く手を結んでいる。
ショーペンハウアー. 読書について (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1638-1641). Kindle 版. 新刊を読む時間とお金は、良書を再読する時間や買うお金を奪い取る
時間だけでなく、注意力を奪い、間違った知識の場合は損害も起こす
良書を読むための条件は、悪書を読まないことだ。なにしろ人生は短く、時間とエネルギーには限りがあるのだから。
ショーペンハウアー. 読書について (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1663-1664). Kindle 版.