エビングハウスの忘却曲線
https://gyazo.com/3019b90ff0054e6a04e191da09b8bb25
20分後には、学習した内容の40%を忘れる
1日後には、学習した内容の70%を忘れる
と思っていたが、誤解もあるらしい。
ある程度時間をおいてから再び記憶するまでにかかる手間をどれだけ節約できたか?ということを表すのが節約率です。
誤解してはいけないのは、忘却曲線は節約率を表しているだけで、記憶量をどれだけ残っているかを示しているわけではないということです
であり、グラフは節約率を示している。改めてwikipediaを読むと、
20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
約9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
なるほど。確かにそうだ。
定期的に復習をすることで節約率がどんどん改善されていく、やがて長期記憶に保存される。
Ankiアプリなど使って、節約されてない情報を優先的にinputし直すと良いのではないかという仮説が立てられる。 忘却は最初の9時間のあいだに急速に進行する
なんであれ、記憶された内容のうち70%は忘れられる
おそらく、無意識のうちにパレートの法則に近い記憶処理が行われるんだろう 何もかも全てを記憶するのは、無駄が多いから
系列の最初と終わり近くの項目はもっとも簡単に覚えられる
最初に大事なことを学ぶのが大事
まとめも大事
逆に、真ん中のところに覚えてほしいことや大事な学びを置いたら、忘れられるリスクある
記憶保持率と節約率を勘違いしている記事が多いという指摘
そもそも学習効率とは何を示しているのか?どういう要因があるか?について
ここで測定したのは「節約率」って概念でして、式にしてみるとこんな感じです。
節約率=(1回目の学習時に必要な反復回数または時間ー2回目の学習時に必要な反復回数または時間) ÷ (1回の学習時に必要だった反復回数または時間)
かなり複雑に聞こえちゃいますが、実際は非常にシンプルです。たとえば、8つの無意味な単語を覚えるために25回の学習が必要だったが、1日後の再学習では15回で済んだとしましょう。この場合、この人の1日の節約率は「(25-15)/25 = 0.4」ってことで40%になります。要するに、1日後に、学習した情報の40%を保持できたってことですね。
覚えるための反復回数または時間がどれぐらいかかったか、が節約率
『「節約率」と「記憶保持率」は違う!』という意見もあるが、記憶保持してたから節約できたとも言えるし、厳密に違うとも言えない
今でも再現性のあるデータらしい
ただし、ランダム文字列を暗記する時のデータであるため、日常で意味のある暗記をする時とはコンテキストが違うので注意
日常だともっと記憶に残っているはず