働きアリの法則は、トレースしてみると交代で休みを取っていた
アリの二割が働かない話、個別にアリをトレースしてみると実際は全体の二割が交代で休みをとってて怠けアリはいなかったという話。この話の方が納得感が高い。アリの世界は稼働率80%。 チームは日本全国に生息するシワクシケアリを飼育し、1匹ずつ異なる色を付けて個体識別した上で1カ月以上にわたって8コロニーの行動を観察。 最初よく働いていたアリが休むようになると、働かなかった アリが動き始めることを確認した。
さらに、コンピューターシミュレーションで、1コロニー75匹の働きアリが全て同じようによく働き、疲れがたまるペースも一緒のケースと、働き度合いがばらばらのケースを比較。 勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があった。
働きアリは、ちゃんと、仕事の効率を考えて、休憩するときは休憩し、働くときは働く。という二交代制をとっているみたいです。
「勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早い」とある