上達曲線
/IFPsychology/練習の効果
実験結果を見ると上達度は奇麗に冪乗則に従っていることがわかります。このことを木村氏は練習の冪乗法則と名付け、様々な考察を行なっています。たとえば$ 2倍上達するのに$ 100回の練習が必要なのであれば、$ 2 \times 2=4倍上達するのに$ 100 \times 100=10000回の練習が必要だということになります。なかなか上達の道は厳しいことがわかります。
中級の壁
ウェーバーフェヒナーの法則
器用貧乏、呑み込みだけ早い人、早熟な人というのは、最初のうまい練習期間だけ楽しんでる可能性ある
いわゆるブロンズトロフィーコレクター
収入は成果報酬型をめざそうの世界では、中級の壁を乗り越えた急にピアノは弾けるようになる人が、WTA(Winner Takes All)の報酬を得ている
今すぐの成果を求められる環境では迂回戦略がとれないので、中級の壁を乗り越えられない
迂回生産は、練習や投下時間に対する効率の悪い上達という損を我慢することで中級の壁を突破する戦略でもある
将来の優位性のために今は甘んじて痛みを受け入れる