2022年11月3日
8時には起きるつもりだったのだが、10時まで寝てしまっていた。11時から、Meety経由での面談。エンジニアを目指して勉強しているという方とのお話。
下北沢へ出かける。「珉亭」で昼食。日差しが強い中、20分ほど並ぶ。自分が江戸ラーメンと餃子、Kがラーチャン(チャン大)を注文した。あっさり目のスープ。美味しい。餃子が思いのほか大きくて、お腹にたまる。名物だという赤いチャーハンも、見た目に反して(?)あっさりとした味。ちょっと注文し過ぎた感じだったが、全部食べてしまった。
マクラというか、全編を通して「令和4年度NHK新人落語大賞」のネタを引っ張る。これがまた面白い。11月23日に放送予定なのだが、収録はもう終わっていて結果も出ている。関係者や、客として参加した人々はもちろん結果を知っているのだが、当然それは厳重に秘匿すべき情報である。それで、実は優勝していたというていと、優勝できなかったていとでどっちもあり得る形で話を進めていくのが、吉笑ワールドにこちらも巻き込まれていく感じが面白い。 自作の新作落語ももちろん面白いが、前回の「親子酒」同様に「妲妃のお百」や「浜野矩随」といった古典もしっかりつとめていて、見所があった。「妲妃のお百」はややこなれない感じで言葉が走りがちなように思えたが、「浜野矩随」は談笑師匠を継ぐ名人への意気込みを自ら宣言したものと思うと、心動かされるところが大きかった。そんなわけで、今日の演目は以下の通り(写真も参照のこと)。「伊賀一景」は新作。
伊賀一景
ぷるぷる
妲妃のお百
浜野矩随
https://scrapbox.io/files/6363cca59ec996001d0d323e.png
渋谷へ移動して、渋谷PARCOへ「はじめての、牛腸茂雄。」を観に行く。牛腸茂雄の写真は、中期以降の実験的(アヴァンギャルド的な意味ではなくて、どうしたら良い写真が撮れるか試行錯誤しているという意味で)かつ客観的なな視線が特に面白いのだが、狭い会場に合わせて、小さくプリントされた写真に近づいて観る親密さを演出していて、とても良い展示だった。会場では『牛腸茂雄全集 作品編』が先行販売されていたので、Amazonでの予約注文をキャンセルして、こちらで購入。 フルーツパーラー西村の上に、市川團十郎・市川新之助襲名記念の看板が出ていた。
https://scrapbox.io/files/6363ccb660ce72002341ef82.png
帰宅して、夕食をとりながら「ゆる言語学ラジオ」を観る。こういう感じの活動もしたいものだなあ。最近、そういうことをしていきたいという気持ちがある。
Amazonで注文してあった宮後優子『ひとり出版入門: つくって売るということ』が届いた。アーシュラ・K・ル=グウィン 『文体の舵をとれ』とともに、先日観た「哲学の劇場」のYouTube動画で、山本貴光さんが、書籍を書く人に送る本という感じで紹介していたもの。アホみたいに本を買っているのだが、間接的には役に立っているものの、直接的な経済活動にまったく繋がってないので、文章を書く仕事もちゃんとするようにしなければならないのではないかと思っているところ。 23時から、書籍企画のミーティング。提出したアウトラインをもとに企画が通ったとのことで、いよいよ執筆に入る。自分の担当箇所はそんなに多くもないので、どんどん書いていってサポートに回るようにしよう。
---
今日のブックマーク
---