2022年11月20日
朝起きて、昨日やってなかったルーティンの掃除。Habitifyに入れ忘れていたので、追加した。
外出。お茶しながら、英語と手話の勉強を両立させようと、ASLの入門動画を観始める。入門動画なので、基本的な語彙の話ぐらいしかしないのだが、NM表現やCL構文などがどうなっているのか、言語学的なところが気になる。ASLに関する言語学的な観点で書かれた本も読んでみようかなあ。さらに、YouTubeでBSL(イギリス手話)の動画も見つけ、各国の手話事情に興味を覚えた。
外出の目的を果たそうとしたのだが、盛大に失敗してしまって、意気消沈。しかし、別に落ち込むようなことでもないなあと思い、気を取り直した。学習自体は、普通に習慣として淡々とやっていこう。
帰宅して「Coda コーダ あいのうた」を観始める。S氏が観たと日記に書いていて、観ようと思いつつおいてあったのだが、このところの自分のろう文化への関心ともマッチし、機が熟したところ。CODAについての話でもあるし、ろう者かつワーキングクラスの置かれた厳しい環境に関する話でもある。 主人公の女の子は、通訳として家族に貢献せざるを得ない立場に置かれている。齋藤陽道 『育児まんが日記 せかいはことば』では、子供を通訳のように扱いたくないという思いが繰り返し語られていたし、澁谷智子『コーダの世界―手話の文化と声の文化』では、子供の頃に通訳をさせられたのが負担だったという話が何度か出てくる。物語では、最終的には主人公の夢を家族が応援することで、そうした状況からの脱却が図られる。そして、残された家族も、新しい事業を通じてコミュニケーション不全が幾分かは緩和されている雰囲気ではあり、救いのある終わり方であった。 木村晴美・市田泰弘『はじめての手話』の文法パートを読む。一度、別の本で読んだ話ではあるが、コンパクトにまとめて解説されていて、振り返るのに便利そう。しかし、今の自分のレベルでは、動画などを観たりしてる感じでは、ちょっとしたNM表現ぐらい(疑問など)ぐらいしか読み取れず、アドバンストな文法事項が実際にどのように使われているのかまではわからない。この本の実践パートでも、そんな複雑なことをしている例はあまりないようにも思える。 夕食をとりながら「鎌倉殿の13人」。えー、そこで終わっちゃうのー、という終わり方。義時があえて謀反を見逃したとか、実朝が公暁に会いに行ったりとか、それらはドラマなりの解釈なんだろうなあと思われた。
前川和美・下谷奈津子・平英司『しくみが身につく手話1 入門編《DVD付》』の動画はYouTubeの限定公開動画としてもアップされていて、それを4つ観た。なかなか憶えられない。まだ100個も単語を憶えてないと思う。どんどんやっていって、基礎的なものを憶えてしまおう。 「コーダ」のキャストが出てくる動画を観る。ASLのパートは、同時通訳による音声で聞く。英語話者が多い環境で、英語とASLとで通訳を介したやりとりを、英語を介して観るのは面白いという感じがした。ASL話者が非英語話者なら同じような状況になるわけだが、映画のキャストが集まって話す時にはそういうことはあまりないだろうので(みんな英語を話すから)、そういう意味ではあまり観ない状況だと思う。 23時から、書籍企画の進捗ミーティング。全然進められていないので、とりあえず期限を切って、空コミットでpull requestを作っておいた。そんなに分量もないので、さっさと終わらせて支援に回ろう。
---
今日のブックマーク
---