2022年11月12日
8時起床。右足の親指付け根がやや痛み始めた。また右に戻ってきた。いつまで続くのだろうか。困ったものである。
INSTeMキックオフシンポジウム 「学問と社会の間をいかに育むか」に参加する。普通にZoomに入る感じ。講師の方々も含め、40-50名ぐらい参加していただろうか。運営元の一般財団法人INSTeMは、ハンゲーム創始者の千良鉉さんが呼びかけて(お金を出して)始まったのだそうな。
山本貴光・吉川浩満両氏による「「知識OS」の仕様書の原案」を聞きたかったのであった。山本氏が『記憶のデザイン』で書かれていた話の続き。仮想空間上に「記憶の劇場」を構築しようという話は、いよいよ面白くなっていきそうである。しかし、結局そこでもまた、現実のぐしゃぐしゃがそのまま転写されるだけなのかもしれないが。ただ、乱雑なPC上のデスクトップと違って、三次元空間だとわりといけるかもなあ。
区の両親学級へ。今日はどちらかというと父親向けに基本的な座学と、沐浴の実習。2組に分けられていて、我々は最初から沐浴実習。他の講習やYouTube動画で少し観たりしていたこともあって、わりとすんなりできそうな気持ちになる。人形を使っての練習なので、実際やってみたらどうなのかわからないが、すぐに慣れるであろう。座学は既に読み物で知っている内容が多かったが、助産師さんの語り口がいい感じで、聞き込んだ。
六本木ヒルズで子供用品売り場を少しみて回ったあと、KNOCK CUCINA BUONA ITALIANAで昼食。以前来た時は混んでいて、皿が乗らないほど狭いスペースに押し込められて不愉快だったのだが、今回はまともなところに通されてよかった。料理は美味しい。
ずっと90年代のJ-POPみたいな音楽が流れていたのだが、曲や歌唱はスガシカオ風だったり福山雅治風だったりするのに、誰が歌っているのかわからない。なんだか、AIが作った曲を聞かされ続けている気持ちになる。しかし、実際もう数年もすれば、有線でBGMを流すみたいなことは廃れて、AIがいい感じに生成した曲を流すサービスが台頭することになるだろう。そういう感覚を味わった。
その後、UCHINOへ。タオルなどを眺める。Kがここのパジャマを使っていてとても良いものだということで、まだひと月ほど早いが誕生日プレゼントとして買ってくれた。非常に肌触りがいい。自分がふだん着ている服のほとんどより高いと思われるが、着用している時間を考えると安いものなのかも。寝るのが楽しみである。
お茶しながら、Googleの機械学習動画を観る。歩いている間は、『英語のハノン・初級』]を聴きながら、ボソボソ口ずさむ。家でガッツリやるのは中級編で、初級編は外を歩いている時にやるという分け方にした。
『トランスジェンダー問題』を読み始める。本文の方はちょっと長くてなかなか読み進めれそうにないので、解説から。清水晶子氏の解説では、反ジェンダーという枠組みが保守派やフェミニストまで大同小異でカバーして反トランスになってしまう理路について、事例とともに紹介していて、短いながらも圧巻。一筋縄ではいかない。訳者の高井ゆと里氏の解説は、本書の筋を日本の文脈で補いながら、希望を語る熱い内容。感動的。
反トランスなフェミニズムというのはどういうのなんだろうかと思ってググったら、ある団体のWebサイトが出てきた。「トランスジェンダリズム=性自認至上主義」と書かれていて、なかなか厳しい気持ちになる。一方で、訳者解説でも紹介されていた「Trans Inclusive Feminism – トランスフォビアへの抵抗とトランスインクルーシブなフェミニズムのためのリソース集」というWebサイトもあり、こちらはタイトル通り。さまざまな論考が掲載されているので、読んでいこう。
トランスジェンダーに関するある種の話題についてKとも話してみたが、なかなか難しいところがある。この難しさというのは、むしろ本質をついているからなんだろうなあと思う。
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今日のブックマーク
DID(分散型ID)とは?概要説明から活用事例まで
仮想通貨のリーマンショック、FTX破綻騒動の顛末 | The New York Times | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
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デザインシステム|デジタル庁
ネット公開「共に在るためのフェミニズム」—飯野由里子 – Trans Inclusive Feminism
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