句碑
くひ
細見綾子
句碑:6箇所
鶏頭を三尺離れもの思ふ|細見綾子|昭和21年作
古九谷の深むらさきも雁の頃|細見綾子|昭和51年作
でで虫が桑で吹かるゝ秋の風|細見綾子|昭和7年作
早稲刈りにそばへが通り虹が出し|細見綾子|昭和49年作
雉子鳴けり少年の朝少女の朝|細見綾子|昭和24年作
木曾川を見おろして城冴え返る|細見綾子|昭和54年作
沢木欣一
句碑:10箇所
塩田に百日筋目つけ通し|沢木欣一|昭和30年作
夕月夜乙女の歯の波寄する|沢木欣一|昭和48年作
砂取り節うたへば応ふ磯鶫|沢木欣一|昭和46年作
撫子の花野浄土となりにけり|沢木欣一|昭和62年作
八雲わけ大白鳥の行方かな|沢木欣一|平成元年作
遠野なる河童の皿の氷かな|沢木欣一|平成3年作
水浸き田の上の墓なる大納言|沢木欣一|昭和55年作
雉子鳴いて坐禅始まる大寺かな|沢木欣一|平成12年作
剃り上げて青爽やかに能登の僧|沢木欣一|平成11年作
秋山にてのひらほどの墓なりき|沢木欣一|昭和52年作
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