くにがみ
沖縄県国頭郡国頭村(くにがみそん)
関連地名:辺戸岬|喜如嘉|塩屋|万座毛|谷茶
沖縄海岸国定公園
やんばる国立公園
くにがみ
沖縄県国頭郡国頭村(くにがみそん)
関連地名:辺戸岬|喜如嘉|塩屋|万座毛|谷茶
沖縄海岸国定公園
やんばる国立公園
おきなわ
沖縄県|沖縄市
琉球(りゅうきゅう)を含む
関連地名:那覇|コザ|安慶名|名護| 国頭(国頭|辺戸岬|喜如嘉|塩屋|万座毛|谷茶)|与那原|南城市(百名|久高島)|糸満市(摩文仁)|竹富島
関連語句:『沖縄吟遊集』|やんばる国立公園|沖縄戦跡国定公園|沖縄海岸国定公園|沖縄の人
ひし(一般的な読み)
沖縄で、干潮のときにあらわれる海岸の岩や州のこと
じちゅう
『自註現代俳句シリーズ 細見綾子集』(公益社団法人俳人協会)
『自註現代俳句シリーズ 沢木欣一集』(公益社団法人俳人協会)
コメント:ふりがなが間違いと思われる場合は参考にしなかった(ふりがなは本人監修ではない様子)
みやらびのはのなみいまははるのつき
前書:「夫、沖縄行 五句」S62綾子
季語:春の月
作者:細見綾子
制作年:昭和62年
かめこうばか
形による墓様式の一つ、沖縄県に多い
墓室の屋根が亀の甲羅に似ているところからの名称
墓室には複数の厨子甕を収める
一説には母の胎内や子宮を模した形といわれる|「母体の中の闇の世界を亀の甲羅で覆った」等
ほたるのちち
長けた蓬に付いた白い泡を綾子の故郷では「蛍の乳」と俗称した 自註より
キーワード:丹波
コメント
ヨモギクキワタフシか?未詳|ヨモギワタタマバエ(動物)によって作られる虫こぶ
ははのひをすぎてさんしょうのはのこわし
1938-04-23 after
季語:山椒の芽
作者:細見綾子
制作年:昭和13年
くさやきのほのおすすきにおよびけり
季語:草焼く
作者:細見綾子
制作年:昭和12年
句集『桃は八重』倦鳥社
あなにいるへびあかあかとかがやけり
題:「筑波(二十句)」S49欣一
季語:蛇穴に入る
作者:沢木欣一
制作年:昭和49年
さささやににょほうのくぼのあなまどい
題:「筑波(二十句)」S49欣一
季語:穴惑
作者:沢木欣一
制作年:昭和49年
しのやまのたわこがらしのなりとよみ
題:「二上挽歌(三十句)」S48欣一
季語:凩
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
ひるねざめぐんばのひびきずをよぎる
季語:昼寝覚
作者:沢木欣一
制作年:昭和16年
句集『雪白』青陵社
しゅっせいきまきつけかがしたちくされ
季語:案山子
作者:沢木欣一
制作年:昭和24年
句集『塩田』風発行所
そうじゅうのうれまるめろがかきなすや
題:「北陸紀行」S17欣一
副題:「金沢」S17欣一
季語:榲桲
作者:沢木欣一
1944-12
満洲老黒山(ろうこくざん):兵営地 自註
中国黒竜江省
前書
ちゅうかいしゃ
句作当時、台所から出るゴミを収集していた手車のこと 自註より
厨芥は、台所から出る野菜のくずや食べ物の残りなどのゴミを指す
附記
現代の厨芥車はパッカー車で、ゴミ収集車のこと
へいわかくいちごつぶせりきりはるる
季語:苺
作者:沢木欣一
制作年:昭和15年
句集『雪白』青陵社
としょかんのまどあらぞのにゆきふれり
季語:雪
作者:沢木欣一
制作年:昭和15年
句集『雪白』青陵社
あかとんぼみほたにうまれとなめせり
季語:赤蜻蛉
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
すでみずのいずみにあいぬたびのはて
季語:泉
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
れんげもゆこすてがわとてむらはずれ
1968-05-12
季語:紫雲英
作者:沢木欣一
制作年:昭和43年
めおとにてめくそをぬぐいはかまいり
季語:墓参
作者:沢木欣一
制作年:昭和40年
句集『地聲』角川書店
ぼんおどりあせみずぶしというきょくも
季語:盆踊
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
1955-08-07 from
丹波市青垣町佐治(自註より)
兵庫
前書
1980-08-04
沖縄県国頭
辺戸岬
句碑「夕月夜乙女の歯の波寄する|沢木欣一|昭和48年作」
前書
ふんしまちか
「立派なお墓」という意
沖縄の墓造りの際に歌われる「祝いの歌」の歌詞にある言葉
参照元
「国頭郡大宜味村喜如嘉の墓造り祝いの歌(平良勝良『喜如嘉の民俗』)…フンシマチガニヌ(訳 立派なお墓の…)|🔗沖縄の墓の落成祝いに歌う歌詞に「土ん引ち美らしゃ 石ん据し美らしゃ 風水真塚根ぬ 向けぬ美らしゃ」が... |レファレンス協同データベースの
ぶーとだけ
朝鮮戦争の前後からアメリカ軍の実弾演習が行われた山の一つ
恩納岳(おんなだけ)山系
標高214m
所在地:沖縄県国頭郡金武町(きんちょう)
くにがみそん しんりんこうえん
沖縄本島北部に位置する大自然の中の森林公園
所在地:沖縄県国頭郡国頭村辺土名(へんとな)
やんばる国立公園
🔗国頭村森林公園
かいじんさい|うんがみ|うんじゃみ
ここでは沖縄県国頭郡大宜味村の塩屋で行われる海神祭(うんがみ)について
海の彼方のニライカナイから来訪する神を迎え、祭礼後にニライカナイに戻っていく神を送る神事
祈願祭や御願(うがん)ハーリーが行われ、五穀豊穣や無病息災を願う
「塩屋湾のウンガミ」は重要無形民俗文化財
なきじんじょう
琉球王国時代のグスクの一つ|グスクは「城」の字をあて石垣囲いの施設を指すが、本来は聖所のこと
所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村(なきじんそん)
国指定史跡
世界遺産:「琉球王国のグスク 及び関連遺産群」の構成資産の一つ
うびぃなで
聞得大君は、聖水を額に付ける御水撫での儀式で神霊を授かり、神と同格になるといわれた
また、沖縄本島で元旦に行われた行事を指す
元旦に汲んだ若水を神棚、仏壇、竈に捧げ、その水を中指で額に3回つける。若返りの水を浴びた効果があるといわれた
与那原の親川の水を使って行った
みなもとのためとも(1139 - 1170)
平安時代末期の武将で源頼朝、源義経の叔父
真偽不明だが為朝は琉球へ上陸したとの伝承があり、為朝上陸の碑がある
「源為朝公上陸之趾」の所在地:沖縄県国頭郡今帰仁村(なきじんそん)、運天港(うんてんこう)
キーワード:人物
しおや
沖縄県国頭郡大宜味村(おおぎみそん)塩屋
海神祭の行われる塩屋湾はやんばる国立公園に属す
たんちゃ
沖縄県国頭郡恩納村谷茶(おんなそん たんちゃ)
沖縄県民謡「谷茶前節」(たんちゃめぶし)で知られる
きじょか
沖縄県国頭郡大宜味村(おおぎみそん)喜如嘉
芭蕉布の主産地|糸芭蕉
海岸一帯は沖縄海岸国定公園に指定されている
まんざもう
沖縄県国頭郡恩納村(おんなそん)にある名勝地
琉球石灰岩の断崖の上に芝生台地がある(「毛」とは芝原のこと)
沖縄海岸国定公園
1980-08-04
句碑「夕月夜乙女の歯の波寄する|沢木欣一|昭和48年作」
国頭|沖縄
辺戸岬
前書
やんばる こくりつこうえん
沖縄本島北部の国頭村、大宜味村、東村を中心とする国立公園
指定区域:沖縄県
🔗環境省|やんばる国立公園
ばしょうふのさと──きじよか(きじょか)
1968-07 - 1968-08 沖縄滞在
芭蕉布
喜如嘉
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
かみあそび──しおやのかいじんさい(うんがみ)
1968-07 - 1968-08 沖縄滞在
塩屋
海神祭
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
1994-03-13
新城太石:「風」同人
句碑は国頭村森林公園に、同年2月6日建立
国頭|沖縄
前書
1994-03-13
国頭村森林公園
国頭|沖縄
前書
はなさくやくがみのおなみたちにける
前書:「太石句碑、『月さして辺戸の海鳴り地にひゞく』に」H6欣一
季語:花
作者:沢木欣一
制作年:平成6年
1994-03-13
辺戸岬
国頭|沖縄
前書
ときじくのくねんぼのみやへとみさき
季語:九年母
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
へとみさきいもづるたぐりいしおんな
季語:藷蔓
作者:沢木欣一
制作年:昭和48年
句集『沖縄吟遊集』牧羊社
うなみかむがんそうにたりへどとのと
前書:「辺戸岬 五句」H6欣一
季語:卯波
作者:沢木欣一
制作年:平成6年
きみさりぬはつひたださすへどのうみ
前書:「新城太石氏急逝」S60欣一
季語:初日
作者:沢木欣一
制作年:昭和60年
くろしおのたかぶるへどのはつひかな
季語:初日
作者:沢木欣一
制作年:昭和61年
句集『眼前』角川書店
へどみさきまできてとりしそてつのみ
前書:「沢木欣一句碑、沖縄辺戸岬に建つ 八句」S55綾子
季語:蘇鉄の実
作者:細見綾子
制作年:昭和55年
はづきじおほさきをしろくへどみさき
前書:「沢木欣一句碑、沖縄辺戸岬に建つ 八句」S55綾子
季語:葉月潮
作者:細見綾子
制作年:昭和55年