2021年06月に気になっていた本
2021年6月に気になっていた本
ヴァンス(@foltunavirtu)
管賀江留郎氏の「冤罪と人類 道徳感情はなぜ人を誤らせるのか」読了。凄いの一言…犯罪ミステリ的な始まりですが、そこから次々と様々な方向に話題、議論が進んで行きながら…つながっているんですよね。読み始めると面白さで止まらなくなります。第13章は肝に銘じないと… #v読 読書猿『独学大全』11刷 合計20万部(紙+電子)(@kurubushi_rm)
みなさん、まだお気づきでないかもしれませんが、あの名著ぞろいの教職数学シリーズの中でも珠玉の一冊、
島田 茂『教師のための問題集』(一時4万円を超えてました) 『数学教師のための問題集』と名前を変えて復活です。Amazonで予約がすでに始まってます。
本書は図書館情報学と認知科学のパスから賦活されて現代に華々しく蘇生した現代の『論語』であり(在野性をふまえると王陽明『伝習録』の方が感触が近いかもしれない)、凡夫が愚童持斎心(via 空海『十住心論』)程度の向上心程度に留まっていたとしても、その日1日を後悔せずに学ぼうとするには充分なだけの祝福を供与すべく放たれた、惜しげないマントラである。その書き振りには、発心と知的探究を寿ぐことに特化した『華厳経』冒頭のような、尊き輝きがある。