月報テンプレート
振り返りは「毎日」「週一回」「月一回」の3つでワンセットです
月報をとる目的
長期視点を養うために振り返りをします。
「今の決断/アクションが、将来数ヶ月〜数年後にどういう影響を生むのか」を想像する力です
人は「未経験のことをちゃんと想像する」はできません。
でも「1ヶ月前のことから思い出して、『1ヶ月経つとどんな変化があるのか』をイメージする」ことはできます。
未来をシミュレーションし、「めんどくさいけどやったほうがいいこと」を続けるためにも、「長めに過去遡って振り返りをする」のがおすすめです。
長期視点は以下の順序で養います
1. 未来を想像する。そして、感情(憂鬱だな,面倒だな)が生まれる
2. 辿り着きたい理想の未来を想像する。その未来に辿り着くために計画をする
3. 計画に合わせてアクションをする。アクションをして感情が生まれ、日報にログをとる 4. 数週間〜数ヶ月経って、未来に辿り着く。理想に辿り着けないこともある
5. 1.のときの想像/感情と、4.のときの結果/感情を比較し、違いを知る
6. どんどん1.時点での想像が、4.に近づいてくる
何度も振り返る中で、以下のような変化が起きてきます
ビビリで動き出すまで遅いタイプだったけど、実際にリスクが顕在化することがないことが認識できて、心配が激減し、アクションまで早くなった
相手を不機嫌にさせないかが心配で丁寧な伝え方を意識していたけど、人からの信頼はそんなに下がらないし、むしろ何度も相手と会話した方が関係が良くなると気付く
どの変化もよく言われることだったり本に書いていることだったりしますが、「自分で実感していて、普段の振る舞い」にまで落とし込むのは難しい
自分で体験して、検証して、「ほんとじゃん」と気付くことがとても重要。
大事な行動習慣は得てしてすぐには変化が生まれないので、長期(最低でも1ヶ月)の期間で自分の変化を捉えることが大事です。
1週目
| やったこと
| 当時の気持ち
週報・日報から当時の気持ちを思い起こしましょう
きっと「月報を書いているときの気持ち」と違います。不安があったり、逆に先が見えてなくて自信過剰だったり。
今の気持ちとの違いから、自分の癖がよく見えます。楽観主義/悲観主義…それより細かく自分の特性が見えてくるので、「自分に合ったやり方」を考えやすくなります。
| 今振り返ってみての気持ち
2週目
| やったこと
| 当時の気持ち
| 今振り返ってみての気持ち
3週目
| やったこと
| 当時の気持ち
| 今振り返ってみての気持ち
4週目
| やったこと
| 当時の気持ち
| 今振り返ってみての気持ち
自分の「なりたい像/ありたい像」と比較しての現状の評価
常に「なりたい像/ありたい像」を言語化する癖をつけましょう
なりたい像がない人はいないです。他人を見て「羨ましい」「すごいな」と思ったら、きっと「なりたい」が隠れています。
なりたい像は経験したり、周囲の環境が変わったりすることで変化するので、「このままこのなりたい像を目指していいんだっけ」と振り返るようにしましょう。
| 例:楽しんで自学自習する自分
★★★☆☆
上記評価の理由
| 例:仕事の仕方(=周囲とのコラボレーション)が上手で、周囲の信頼を勝ち得ている自分
★★★☆☆
上記評価の理由
| 例:なんでも言語化をして、気持ちを溜め込まない自分
★★★☆☆
上記評価の理由