さわちんのQSスタンス
QSを担当することが増えてきたので、自分のスタンスを明確にしておく
これはさわちんの哲学です。
QS担当として大事にしたいこと
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大前提として/inteltank/自分のPRだけはちゃんとした方が良いと思っていますtsawada.icon
そのために、QSとしては以下3点を大事にしています
1.icon努力すれば報われるようにする
2.iconメンティを誤解されないようにする
3.icon実績を多角的に評価する
1.icon努力すれば報われるように、目標を設定する
アタリマエですが仕事では成果が大事。
どんなに頑張っても成果が出ないならば…お金がもらえない。会社が死んじゃう。
成果が出せないのであれば、給料はもらえない。
逆に、成果が出るんであれば楽しんでやっても・楽しても良い。成果が出ているから。
じゃあ、成果が出ない限り評価されないのか?
そんなことはない。「成果を出すための努力」は評価されるtsawada.icon
どんなに実力があってもテレアポが5%しか成功しない博打であるように、
「いつでも成果が出る」ことはありえない。
ただ、「成果が出る確率を上げる」「成果の質を高める」ための努力・創意工夫はできる
その結果、半年では成果ゼロでも数年〜数十年で見たときにすごい成果が生める可能性がある
2.iconメンティを誤解されないようにすること
「Aさんはデジマでリスティング広告をしている人」と認知されると、そういう仕事だけがくるし、「リスティング広告の運用業務」に対して抱いているイメージにあったレベルの人だと捉えてしまう。
広告運用のために苦労していること、実は直面していたHard Thingsなどにまで想像が至ることを他者に期待することは難しいため、こちらからしっかり発信をする必要がある。
部署内での専門的業務の大変さ・難しさを他の正社員が理解できるように翻訳するのがQSのお仕事。
この翻訳能力は、広く「自己PR」に置いて大事であるため、tsawada.iconと一緒にやっていきましょう
3.iconメンティの実績を多角的に「価値あったよね!」と評価すること
NPの評価は「最初に立てた目標にどれだけ近づけたか?」ではなく「半期でどれだけ価値を生み出したか?」
いろんなパターンで評価のされ方を見てみる
ゴールまで一直線!脇目も振らず早くたどり着いた。
道草しながら、迷いながらゴールへ向かった。得るものはあったが、ゴールまでたどり着かなかった
こちらの方が評価されるケースも多々存在するtsawada.icon
NPでの評価のされ方
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評価されるのは「半年間でどれだけ見える成果を生んだか?」ではない
「ビジョン(数年〜数十年後の理想状態)に対して、どれだけ近づいたか」が大事
1. 長期的にみて「とても効く施策」を実行できている方が良いことも
短期的に見える成果なくても、会社としては良いところ
2. 他部署でも効果のある(レバレッジの効く)働きは良い
場当たり的に施策を打ったのではなく、「この施策を打てば、他にも派生して大きな価値を生む」みたいなもの
/inteltank/成果物にはいろいろあるからこそ、広く伝えましょう
QDSまでにやってほしいこと
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実績と自己評価を持ってきてほしい。
360度評価において自己評価をするはずなので、その内容を膨らませて持ってきてほしい
以下の具体的な実績記載例を参考にできるだけ、4.iconに近づけて持ってきてほしい
参考になる資料等をリンクつけておいてほしい。
具体的な実績記載例
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NPはコンピテンシー評価。だからこそ実績の伝え方が大事tsawada.icon
コンピテンシーとは「高い業績・成果につながる行動特性」
「行動特性がある」ことは「とってきた行動(と成果)」でしか評価できない
0.icon広告改善施策を打った。
1.icon広告改善をし、予算達成しました。
実績伝える上でビミョーtsawada.icon
改善してどれくらい良くなったか?の変化度合が全然わからない。
適当に施策1つ打ったのか?数十件打ったのか?全然わからない
その実績がどれくらいすごいことなのか?全然わからない。
2.icon広告改善をし、前月比150%成長させて、予算達成しました。
普通tsawada.icon
変化度合はわかるようになった。
まだまだ「すごさ」は伝わらない
淡々と作業して達成できることでは?という疑念が残ったまま
3.icon広告業務は外部委託しているが成果が伸び悩んでいたため、「業務委託先(パートナー)の変更」を起案し実行した。一般的には移行して1,2ヶ月は新委託先が会社のことをcatch upするため成果が落ち込むが、自身がサポートに入ってスムーズに引き継ぎ。想定では120%成長だったところを早期引き継ぎによって150%成長を実現した。
よきtsawada.icon
この実績を作るのは一筋縄ではいかなかったことがわかる
一般的なやり方では達成できず、自ら創意工夫をすることで出来た実績であることが伝わる
試行プロセスが明記されているのでコンピテンシーの習熟度がわかるような記述がある
いくつかコンピテンシーの高さを読み取れる
1. 「(成果が伸び悩んでいるという)課題」に対して、自ら思考し仮説を立てている
評価項目の一段階上のレベルが実践できていることを表現
2. 「(catch up期間での成果落ち込み)リスク」を先読みし、対策を打っている
業務遂行のバンド3相当の動きができている
FBもらうときは症状をしっかり伝えると近い、工夫・苦労あたりはたっぷりほしい
コンピテンシーは再現性が大事tsawada.icon
「私はこのコンピテンシーがあります」を複数実績で示せると💮です
4.icon(Betterの内容に加えて)セールス・マーケティングプロセスにおけるボトルネックは各所に存在しているが、デジマのMainMissionである「リード獲得」への影響が大きく、定常業務としてリソースを大きく割いているリスティング広告の改善に着手した。リスティング広告は短期的施策であるため、次期はSEOなどの資産になるような施策へリソースを傾けていく想定。また、今回は、他事業に横展開を想定して進めたため、ナレッジがScrapboxに溜まっている
とても良いtsawada.icon
特に2点良いポイントがある
1. 数年後を見据えた長期視点から、「今何をやるべきか」を考え、実行に移している
経営視点バンド3相当にもなりうる
行っているのは「リスティング広告」という具体業務であっても、その実績が「部署・事業単位での長期的な施策」への大事な一歩であるならば、それは経営視点あっての動き。
自分が現場業務を持っていても、経営視点は持つことができるtsawada.icon
2. レバレッジの効く働きをしている
「位置事業でのリスティング広告改善」という1業務が他事業にもプラスに働く「レバレッジの効く業務」となっている
一つの作業、業務が各所に良い影響を及ぼす…そんな「てこが効く」施策。
小さな投資で大きなreturnを得られる