mmhmmを愛用していた理由
sawachin.iconは愛用していた
Youtube.icon動画の撮影はmmhmmで行っていた 受け取っていたbenefit
カメラ映像とディスプレイ映像の合成を後でしなくて良い
シーンごとにレイアウト/背景を変更できるので、飽きない映像にできる
シーンごとにリテイクができるので、撮り直し工数が小さい
撮影する心理ハードルが低い
受け取れていないbenefit
「mmhmmでそのまま動画公開できる」
嬉しいポイント
「録画したまま」と「スライドだけmode」の2種類で見ることができる
採択しなかった理由
公開範囲に制限をかけられないので、閲覧用URLが漏洩すると、情報漏洩する
今の機能のまま会社で利用するには「撮影内容に秘匿情報を含まない」必要があった
わかりにくい動画になる
本当はやりたかった運用
録画するときは…
mmhmmでカメラとディスプレイの映像を合成しながら録画する うまく撮影できなかったところだけリテイクする
mmhmmだと「スライド単位でのリテイク」しかできず「画面共有している作業の部分的なリテイク」ができない 画面共有はmmhmmで切れ目が設定できず、1シーンになってしまう。全部やり直しになる
できれば、うまく撮影できたところまで「撮影に使っている機材の状況」を戻してほしい
web applicationのaccount新規作成など、戻すのが難しい場合、映像だけ残して、音声だけ撮り直ししたい
録画終わった後に編集するときは…
Vrewで「音声認識して字幕データの生成」と「字幕データの微修正」をする 公開するときは…
Youtube.iconで動画を共有
決めた組織/コミュニティに限定公開をする
なぜ上記運用をしたかったのか。
前提
会社で利用したかった
スキルが足りないメンバーが多い
新卒を中心とした組織で、価値観合致を大事にした組織
「やればできる」「目的ドリブンで、必要性を感じたら真剣に学ぶ」タイプが多い スキルトランスファーに苦労していた
Scrapbox.iconが導入されていて、「テキストでの情報共有」は盛んだった
Cacooも展開されていて、「図解しての情報共有」も盛んだった。 原因は2つと見ている
そもそも社員が忙しく、会議だらけで、「会議(のような誰かの時間を奪う行為)は最小限でやろう」と言う雰囲気に コロナでリモートワーク主体になって、「できる人の作業風景(=試行錯誤している姿)」を全く見なくなった しかし、基礎スキルすら人によってレベルが違った
例:「Excelが上手に使えない」「PC操作にもたつく」
メンバーの足りないスキルを補うためにペアプロをしていては間に合わない 日本語が第一言語じゃないメンバーが増えてきた
文化,アタリマエが全然違うので、今までの言語化では伝わらない
馴染みのあるApp(つまりUI)が違うので、「どこにあるボタンか」をしっかり説明しないといけない
日本人同士では問題なく伝わるtype、言い間違いが致命傷になる
日本語に顕著な欠陥が、問題として表出した
日本人同士では「相互にうまく汲み取っていたこと」が、日本人以外だと伝わらない
ローコンテキストにしていく必要があった
前提を踏まえて「理想の運用」でやりたかったこと
できる先輩の試行錯誤にもっと気軽にアクセスできるようにしたい
試行錯誤を見て…
「普段見る成果は完璧なものだけど、その前に何度も失敗しているんだ。優秀な**さんでもそうなんだ」と思い、頑張る気力を持つ
「完成品はこれだけど、『この完成品にわざわざ書かれていないこと(試行錯誤しながら捨てたもの)』もあって、そこも知識として受け取らないといけない」と感じ、背景を探りにいく癖をつける
作業を見て…
自分が知らなかった効率化/ショートカットに気付き、「身につけたい」と思う
試行錯誤を画面録画そのままで公開すると味気なくてつまらないのでmmhmmでちょっと面白くしたかった 実際、見てもらえる頻度は上がった
「2人以上が参考にするもの」はすぐに動画/資料にして、「教える」手間を減らしたい
何度も教えたものがある
Scrapboxの使い方、Slackの便利機能、Gitの使い方、ググるときのコツ……
何度も伝える中で、「この時間、もったいないな」と思うケースがある
2,3人に伝えると「だいたいこんな伝え方したら伝わる」がわかってくる
ここまでは面白い。試行錯誤するから
それ以降は「同じことを伝える」になるのでつまらない
動画にすることで「ちゃんと身につける」までサポートしたい
そもそもモンテとは
目的
自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる
前提
子供には、「自己教育力(自分で自分を育てる力)」が備わっている
自己教育力を阻害しない環境・関わり方を用意すれば、人はひとりでに育っていく
具体的には以下4つの方針を大事にしている
教示
言って伝えるのではなく、やってみせる
誤りの訂正
自分自身で「うまくできた」「できなかった」を判断できる
分析行動
ゆっくりとやってみせをしてもらうことで、「どう真似ればいいか」を少しずつ学べる
困難性の孤立化
本人にとって難しいことが同時に複数存在しない。一つずつトライできる
Youtubeで動画公開すると、「教示」「誤りの訂正」「困難性の孤立化」「分析行動」の全てができる
0.25倍速で再生できるので、「速すぎてわからなかった」を解読できる
N秒巻き戻し/N秒早送り機能もあるので、何度も見返せる
どれだけ長い動画でも見返しやすい
Chapterで近くまで飛べるのも楽。
サーバーが強靭なので、「早送りしたら、ロードに時間がかかる」とかがない。すぐ見れる
「*分*秒時点」をURLパラメータで設定できるので、「ここから見て」を共有しやすい Userの母国語で字幕を表示できる
日本語で字幕登録しても、英語に変換してくれる。ベトナム語に変換してくれる。
しっかり字幕データをつけておけば、「日本語で撮影したのに、Globalに展開できる動画」になる
「理想の運用」の手間を減らしたい
やるのが大変だったら誰もやらない。
理想の運用をみんなが自然とやるように設計しないと継続されない
そのために…
一番楽にできるよう、ツールを揃えておきたい
「動画公開までに雑務が少ない」状態を狙いたい
sawachin.iconの使い方だと、他のサービスでも代用できる