教会
祈れ、祈れ。
祈りこそ我らのレーゾンデートル。
地下都市の歴史と根幹を担う三組織のうちの一つ。
上層に存在する本部を中心として中・下層に多くの分署が存在し、仕立屋、死送りを傘下としている。 偶像或いは虚像であると神の存在を否定し、聖力と言う名の奇跡を齎す聖女信仰を謳う地下都市の第一宗教として浸透している。 基本的には代々続く襲名制の聖女を象徴・及び信仰をし、聖職者は祈りを引き金とすることで聖力を行使し信者を主として住民に奇跡にも似た力を振舞う実利的な信仰体制。 聖女信仰の中でも派閥が存在しており、象徴である聖女というものそのものを信仰する象徴聖女信仰及び、聖女の真祖である聖女メルシアへの信仰に重きを置いた原理聖女信仰が主に存在しており、住民や聖職者と問わずメジャーであるのは前者。
教会所属の聖職者の特徴として名前は無く家名(姓)のみで区別されるというものがある。
組織としての体制は聖女ではなく教皇ブリントが主として座しており、分署などの多さから現場判断での運用が行われている。
教皇一人による独裁の行われぬよう、傍近組織として異端審問が存在する。 然し、その内情は聖力は聖職者個人の都合が良い様に扱われ、祈りを込めた免罪符などを使い金儲けに走る聖職者と、金に物を言わせそれが信心だと語る愚衆。聖力の強弱が聖職者内における立場的優劣を決めるなど、腐りきった有様である。 主要関連キャラクター
メルシア・ヴァルワラ
ブリント・レッヒェ
メルクーシン・ファビオラ