『知的生活の設計』
・抜き書き
06 意識しながら今日を楽しむ
10 対象や条件といったものを変えつつ経験を積む
11 Googleマップに映っていない小道はないほどにまで発展したいまの世界ですが、むしろ、ウェブの情報と現地との差にこそ旨味があったりするのです。
12 誰が発言していないか
当然言及すると思われるような事件がもちあがったときに、その人がなぜか沈黙を守っていたら、そこにはなにかがあるかもしれないと
17 知的生活とは、忘却との絶えざる戦いでもあるのです。
年に一度ほどでよいので、蓄積している情報があとで利用可能なものになっているか、なんらかの蓄積の手応えがあるか、をチェックする 18 写真や逸話で知るようなこうした完成された書斎の姿は、その作家やアーティストが一生をかけて育てた最終完成形だという点です。 ⇒豪華なイメージに簡単に触れられすぎてしまう。情報化社会。 18 いつもの生活から知的生活へと移行するスイッチ 66 最も作曲しやすいパターンに退却するようになり、それを繰り返すようになるのですが、そこで奇妙なことが起きました。そうしたマンネリ化を迎えてからのほうが、ファンが急速に増えていったのです。 あなたにとって繰り返すこと自体が喜びであるような生産のパターンが、人の求める商品になるのです。 74 100本読むのではなく探すだけでも、最初は
75 「微分係数を気にしてはいけないよ」「… 積分した経験は、やがて信じられないほど大きくなるよ」 手帳がどんどんと埋まりますが、精神的に困難な時期だと如実にそのペースが落ちるといったように、自己診断にも利用しています。 81 コラム 15歳で年間に100冊の本を読もうと決意した子どもが80歳までその決意を貫いたとしてもせいぜい6500冊しか読めない 現在の日本では年間で7万冊ほどの書籍が発行されるわけで
おわりに ある人の知的生活は、別の誰かのなかに、それに対するあこがれを引き起こす力をもっています。本や情報を追い求める生き方であれ、書斎に集めたコレクションであれ、魅力的な情報発信であれ、あなたの知的生活は見る目を持ち、耳を傾ける人に伝染するのです。 ⇒正直なところとしては、それほど興味はわかなかったけど(すでに電書派だし)、これは『知的生産の技術』における「日本語タイプライター」を今日の私達が読むようなものだと思って読もう。
ある知的態度を持った人が、その人の時代や環境に置かれたら当然出てくる奮闘と工夫なんだな、ということで。
どちらかというと、
の、スマホ一台に集約する発想の方が近い。
[77 知的生活と家族
考えてみると、この本が出たことで、ここで言及のあるような、あまりに前時代的な本を読まなくてよくなるという価値は、結構あるのかもしれない。