最初に読む本の例
やっておいたらよいこと
新型コロナウイルスの制約のもとでのオンライン授業ということで、ゆっくり進めていきますから、授業で少しずつご説明するつもりですが、もし何かご案内するとすれば、
いま新型コロナウイルスの関係で政府とか関係の役所とかがいろいろな策を講じたり議論されたりしているのはどのような法令に基づいているのか?緊急事態宣言、マスク転売禁止、オンライン授業の著作権、など。あるいは、新型コロナウイルスの問題のもとで、ルールというものに対する自分の意識・社会の意識が変わったかどうか。入学したての新入生にわかる範囲でいいので、アンテナを伸ばしてみてください。それだけでも十分、準備になると思います。
それ以外は、例えば、Scrapboxで「紙の六法は買うべきか」という記事を書きましたから、そこも見てみてください。 読むのにおすすめの本があれば
基本的には前の問題への回答のとおりなのですが、敢えて答えると、
いい本はたくさんあるので、絞って推薦するのは難しいのですが、
総合的に、まず1冊、ということであれば
法学部・法科大学院の学生、特に1年生・2年生にお薦めします。学び方系に見えつつ、法学の内容の要素も取り入れ、記述は安定、薄くて1000円+税。薄いテキストは行間を追えないので要注意、とも書かれていますが、本書自身は例外。テーマを厳選し明瞭な記述、説明(なぜそう言えるか)が懇切丁寧です。
学び方系なら
重厚な法学入門系なら
約束事系なら
基礎的な頭の使い方に接したい系なら
ルールの変え方を学びたい系なら
さっそく民法や刑法を学びたい系なら
法と先端問題との接点を知りたい系なら
他の学問分野との接点を知りたい系なら
遠慮せずに担当教員の著書を紹介してほしい系なら
他にもたくさんあります。また、上記の本に授業でどれほど触れるかは、未定です。触れないものも多くあるでしょう。