4月3日〜7日にいただいた質問への回答
皆で共有するのがよいと思った一部のもののみを掲げます。
授業が始まったら、いただいた質問に口頭で答えるのを原則としたいと思っています。
4月6日夕方から半日ほど、下記の一部で掲げ方を失敗していました。大きなご迷惑をおかけするほどではなかったと思いますが、ともあれお詫びします。
私は法学部の一教員であるため、教養学部には敬語を使います。
まあ、そういう社会的な関係性をわかっていただくためにわざとやっているという面もあります。
ジャンプ機能
試行について
授業準備・勉強の進め方
オンライン授業に関する技術的なこと等
試行について
試行ではどのようなことをしますか。もし接続の関係で参加できなかった場合に不利益はありますか。
ご安心ください。不利益はありません。
正式に始まった後でも、学生がライブで参加できないことがあり得るので、ライブ参加の有無で成績評価が左右されることのないようにと、教養学部からご指示をいただいています。技術的理由等で参加できなかった学生のため、録画等を残すように、というご指示も教養学部からいただいています。
試行では、私が使おうと思う配信サービスを使ってみて、使用感をITC-LMSで(このアンケートに答えていただいたように)お答えいただく、などを考えています。具体的には、改めてお知らせします。直前で結構ですからScrapboxで「2020S 文科一類 法1」のページをチェックしてください。 授業準備・勉強の進め方
授業に際してどのくらいの予備知識をもっておくべきであるというような基準はありますか?
特にありません。何か決まった準備をしていただきたいものがあれば、事前にお知らせします。それ以外は、社会への普通の関心、今ならやはり、新型コロナウイルス問題ですね。次のQ&Aもご覧ください。
授業までにやっておいたらよいこと
新型コロナウイルスの制約のもとでのオンライン授業ということで、ゆっくり進めていきますから、授業で少しずつご説明するつもりですが、もし何かご案内するとすれば、
いま新型コロナウイルスの関係で政府とか関係の役所とかがいろいろな策を講じたり議論されたりしているのはどのような法令に基づいているのか?緊急事態宣言、マスク転売禁止、オンライン授業の著作権、など。あるいは、新型コロナウイルスの問題のもとで、ルールというものに対する自分の意識・社会の意識が変わったかどうか。入学したての新入生にわかる範囲でいいので、アンテナを伸ばしてみてください。それだけでも十分、準備になると思います。
それ以外は、例えば、Scrapboxで「紙の六法は買うべきか」という記事を書きましたから、そこも見てみてください。 授業開始までの残り2週間で何か読むのにおすすめの本があれば
六法全書等の法律の専門書は必要になるのでしょうか。
授業では、あってもなくても結構です。六法については、Scrapboxに「紙の六法は買うべきか」という記事を書きましたから、見つけて読んでみてください。法学のプロの間で「六法全書」というとかなり大きなものを指すことも、書き加えておきました。 オンライン授業で他の学生と会うことができないため、教え合うことができず、授業の理解度が下がってしまわないか心配です。法律の授業は難しい印象があるため、特にそう思います。
法学部の一教員にできることは限られますが、授業を進行しつつ、微力でも何かできないか、考えるようにします。
クラスでは何か動きはないですか?私は37年前に文科一類に入学しましたが、同じクラスのオリター・同級生と、かなり協力できたように思います。
私の授業は、もちろん文科一類に入学された方が対象ですから簡単なものにはならないようにしますが、オンラインでもあり、肩に力を入れず、次の授業・次の問題関心に無理なく着実に移っていただけるような、基礎を大事にしたものにしたいと考えています。
オンライン授業に関する技術的なこと等
資料の配布はどのようにしますか。
資料の配布は、ScrapboxかITC-LMSを使います。どちらを使うかは、私の授業の場合、主に、著作権法の関係で決まると思います。このあたりも、最初のほうのテーマとなるかもしれません(最初のほうといっても4月後半になりますね)。
最近、ITC-LMSにアクセスが集中しスムーズに使えないことがあるため、授業中に短文回答を求められた際に確実に回答できるかが心配です。
ご心配をお知らせくださりありがとうございました。授業中に何が起こるかわかりませんが、私のほうも何が起こるかわからないと思って進め、提出がないから不利益に扱うとか、そういうことは一切ないようにしますので、そのようなことでご了解いただければ幸いです。
ITC-LMSで受講登録をしようと思っても、コース画面の右上に受講登録のボタンが出てこず、履修者と表示されており何も操作ができないです。
なるほど。私もよくわかっていない、という前提でお聞きいただければありがたいですが、ITC-LMSの各科目では、最初から登録されている学生と、そうでない学生がいるようです。前者は、学生がUTASで行った作業が反映されているのかもしれません。画面に「履修者」と書いてあり、この「課題」(アンケート)も送信できているのですから、ITC-LMSのほうでは既に「登録」されていると考えられます。
Zoomは大丈夫ですか?
Zoomについては、いろいろと言われています。皆さんの手元では、念のため、アプリを最新バージョンに更新しておくとよいと思います。また、タブレットやスマホのZoomアプリなら相対的に安全、という声もあるようです。
私個人は、まだ検討中ですが、Zoomは使わない方向で考えています。さらに検討し、各回のScrapboxページに書いていきます。
Zoomのインストールができません
「法1」では(少なくとも4月8日の試行では)、Zoomは使わない予定です。しかし、他の授業では使うでしょうから、原因がわかるといいですね・・Zoomはブラウザからでも見ることができると思いますから、それも試してはどうでしょうか。
ヘッドホン・イヤホンは必要でしょうか。
一般論としては、
自分が発言をする時に、自分の声がきちんとマイクに拾われて相手に伝わっているかどうかを確認するために使うようです。当然ですが通常は自分の発言は普通に自分の耳で聞こえてしまうので、ヘッドホン・イヤホンをしないと確認が難しいようです。
もちろん、自分が発言するときに、向こう側からも音が出ている時は、その音が自分の声と混じって再送されてしまうのを防ぐ、ということもあるかもしれません。
しかし、いずれにしても、私の「法1」では、今のところ、学生にはITC-LMSでごく短い文を送ってもらうことにするつもりです。人数が多いので、個々の学生の発言を授業中にいただくことは難しいのではないかと考えています。詳しいことは、進めながら考えていきます。
タイピングが慣れていなくて遅いので、チャットなどで発言できずに授業が進んでしまうのが不安です。
今のところ、リアルタイムでチャットしてどんどん進んでいく、という方法は考えていません。「法1」は履修する学生が多いはずです(たぶん)。それなりに時間をとって(5分とか10分とか)ITC-LMSに本当に短い文を書き込んでいただき、学生が書き込んだものをまとめて拝見してまとめてコメントしていく、という方法を考えています。なので、ゆっくりタイピングしていただけると思います。
カメラはオンにする必要がありますか?
かりに動画を用いる場合も、「法1」は多人数講義なので、学生側のカメラはオフで結構です。容量を抑えるため、教員側もオフにするよう推奨されているほどです。
オンライン授業は双方向型になるのでしょうか?また、一日のうち、パソコンを凝視する時間が格段に増えるのが心配ではあります。
いま検討中ですが、音声中心にするつもりです。学生からは、ITC-LMSを使って十分な時間(5分とか10分とか)をとってごく短いテキストで反応していただき、さらに私が音声で反応していく、という方式です。
家のプリンターの調子が悪いのですが、頂いた資料を印刷せず電子のまま見るのでも大丈夫ですか?印刷が必要ならコンビニなどでどうにかします。
印刷して見ても電子で見ても、私のほうは構いません。ただ、(私が古い人間ということもあるかもしれませんが)紙に印刷してあるほうが熟読しやすい、ということはあるかもしれません。どちらかというと、流し読みより、熟読系の資料のほうを多く提示することになると思います。おっしゃるとおり、コンビニでの印刷は有力な方法ですね。