非制御変数
制御の観点から見る問題解決とは、他人にとって重要なニーズを阻む非制御変数に対して、制御可能を提供すること
出先でお腹が減った→料理を提供する定食屋
例
協力会社の担当者が病気で連絡取れない、退職してしまった
・問題環境は選ばれた手段によって引き起こされる結果に影響を与える非制御変数で構成されている。
・非制御変数は問題解決に影響を与える条件と制約を生み出す。
・しかし、ある人にとって非制御変数でも、別の人にとっては制御できる場合もある。
・なにより、意思決定者が自分の制御範囲外と思い込んでいても、実は制御可能の場合がある。自分の思い込みによって非制御変数と思い込んでしまっているかもしれない。
・非制御変数を決定することが問題定義において重要だ。問題の性質は非制御変数に依存しているからだ。
・問題の周辺には特有の状況事実を構成される。
・状況事実の中には普段自明であると思い込んでいるものが含まれる。自分にとっては自明でも、他の人にとってはそうでない場合がある。多くの場合、自明とは証拠無しに受け入れられるものごとをいう。
自明や明らかといったものは、その真実性をわれわれが疑いたくない事実を意味し、その真実性が疑う余地のない事実を意味するのではない。したがって、その真実性が証拠無しに受け入れられているような状況事実について疑ってみることは重要である。そのような事実が自明だったり、明らかだったりすればするほど、より強くそれらを疑ってみるべきである。
出典