ブランド
企業が顧客から愛されている度合い
ブランドとは、個別の売り手または売り手集団の財やサービスを識別させ、競合する売り手の製品やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはこれらの組み合わせ
ブランドの名前やシンボルと結びついた資産と負債の集合
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ハーレーダビッドソンのタトゥーを入れた人
自社の社名をタトゥーに入れられる社員はどれくらいいるか
あなたはウォルマートのタトゥーを入れる気になりますか?
ブランド類型
機能性
日用品メーカーの、簡単に汚れが落ちる洗剤など機能面を謳ったもの
効用
情緒性
機能性や明確な評価が難しい、化粧品や高級ワインなどで用いられる
デザイン性
ストーリー性
顧客との感情的な繋がり
経験性
ブランドに接したときの経験価値
ディズニー
ブランド・エクイティ
認知
連想
ロイヤリティ
ブランド要素
名前
ロゴ/シンボル
キャラクター
ジングル
パッケージ
ブランド要素
記憶可能性
意味性
移転可能性
適合可能性
防御可能性
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事例
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あの雪印北海道バターをプリンにしてしまった「雪印北海道バター プリン」を食べてみた
関連
今「ブランド」と呼ばれているものも、もとをたどれば個人の評判を利用したものだった。大手農業機械メーカーのジョン・ディアの創業は1830年代。イリノイ州に住む若いやり手の鍛冶屋が斬新な鍬を発明したのがはじまりだ。チョコレートのマーズ帝国は、ワシントン州タコマにあるフランク・C・マーズの質素な台所でバタークリームキャンディを作って売りはじめたのがきっかけだ。こうした昔のブランドは、その製品とサービスが特定の人や名前、その顔と結び付いていた。大企業を連想させるものではなかった。
1800年代の終わりになると、都市は拡大し製品は大量生産され、工業化のスピードと規模に信頼も追い付く必要があった。地元の商家は大企業になり、個人と個人の信頼は現実的でなくなった。では、消費者は自分たちの購入するモノとサービスの品質をどうやって知ったのだろう? たとえばビールを例にとろう。ビールは簡単に水で薄められる。
1777年にウィリアム・バスが創業したバス・ブリュワリーは、イギリス最大級のビール会社になった。19世紀までに商売は急拡大し、1876年にはトレードマークの赤い三角形のロゴとブランド名を商標登録し、それが品質の証になった。イギリス商標登録法のもとで登録された第1号のトレードマークがバスだった。新しいブランディングの手法がここに生まれた。
「ブランドは産業革命によって奪われた人間性を補うための手段として生まれた」。ニューヨーク市立大学クイーンズ校でメディア理論を教える作家のダグラス・ラシュコフはそう書いている。「それまでに、製品の背後にいる個人への信頼が大きければ大きいほど、その出自と正当性の裏付けとしてのブランドが重要になった」
ほどなく、信頼は中央統制され、トップダウンになり、見えにくく、抑制され、制度的なものになった。ルール、規制、監査、市場分析、保険、商業改善協会のような独立機構が次々と生まれ、そのおかげで身近な信頼の輪を超えて取引が可能になった。20世紀の半ばになると、企業は新たな難問にぶつかった。モノやサービスが標準化された時代に、どうすればライバルから抜きん出ることができるだろう?
まず、企業は個性の際立ったブランドを開発するようになった。名前、ロゴ、パッケージ、キャッチフレーズで目立とうとした。その製品とサービスが消費者にどう役立つかを売り込んだ。食品会社のオクゾキューブは「料理を簡単にする」と訴求した。ラバ石鹼は「ほかの石鹼にはない清潔さ」を売り込んだ。しかし、1950年代までに、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やユニリーバやゼネラル・フーヅといった大量生産企業は、この手の実践的な訴求だけでは充分でないことに気が付いた。どんな洗剤も冷凍豆も中身はほとんど同じだったからだ。
消費者に自分たちの製品を選んでもらうにはどうしたらいいだろう? 虚栄心、必要性、ステータス欲求、野心、ノスタルジー、希望といったものに訴えることが答えだった。マーケターは、これまでにない形で消費者心理を刺激しはじめた。機能と情緒の両面に訴求するような壮大な「ブランド提案」が作られた。「このブランドを買うとき、または使うとき、わたしは……」と考えるようになった。コカ・コーラは甘い飲料メーカーではなくなった。その製品はあなたを「新鮮な気分に」させてくれるものになった。ディズニーは映画製作会社ではなく、夢を与える会社になった。翼を持った勝利の女神にちなんで名付けられたナイキは、運動靴を売っているわけではなく、感動を届けていた。ブランドが自己表現の手段であり、目に見えない何かを表すものだという考え方は、当時革命的だった。人工的ではあっても、ブランドは多国籍企業と消費者のあいだに親密感と絆を与える決定的なものだった。「わたしたちを気にかけてくれている」と消費者に思わせた。その結果、豪華なパッケージと心に残るキャッチフレーズを持つブランドが、わたしたちの生活に大きな力と影響を持つようになった。
製品
価格は18万7,920円。スマホとしてはかなり高価だ。ただいつまでかは不明だが、現在一括払いなら、キャンペーンで22,000円値引となり、iPhone 12 Pro Maxの512GBモデルと大差ない価格となる。またライカのロゴが付いたカメラとしては激安という見方もできなくはない。
大型1インチ、約2,020万画素のセンサーを搭載したライカスマホ!「Leitz Phone 1」