デフォルトモードネットワーク
DMN/非集中ネットワーク
安静状態の時に脳が活性化するデフォルトモードネットワーク。
中毒症状と強い関連がある。
分析・論理的な思考が働いていない時の状態。
関連
事例
受動的な活動の最中に妙案が生まれるのはなぜか。そのとき脳では何が起きているのだろうか。現在、こうした謎が解き明かされつつあるとクリストフ氏は言う。その鍵を握っているのが、「デフォルトモード・ネットワーク」(DMN)と呼ばれる一群の脳領域だ。
脳の十数カ所以上の領域を結ぶDMNは、集中力を必要とする仕事に取り組んでいるときよりも、「マインドワンダリング」(心がさまよっている状態)や受動的作業の際に活性化することが、研究で明らかにされている。ひとことでいえば、DMNは「人間が能動的に活動していないときの脳の状態」だと、認知神経科学者で米ペンシルベニア州立大学の創造認知神経科学研究室を率いるロジャー・ビーティー氏は説明する。
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