誰かから相談されたときに意識したいこと
前提
1回の相談で相手の事情をすべて知ることは不可能
自分の事情を漏れなく正確にわかりやすく説明するのは難しい
「悩み」の背景、構成要素はシンプルではない
悩みを言葉にして相手に伝える行為は心理的負担が大きい
つらく、深刻な悩みほど、言いたいことが言葉にできなかったり、混乱したりする
そもそも直面している困難を自覚できていないこともある
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なので、相談の受け手(あるいは本人)が話しながら「これは深刻かも」と気づいた段階で、傾聴以上のサポートも必要になります
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もちろん「傾聴」だけでも十分なヒーリング効果はあります
ぐちを聞いてもらうだけでも楽になりますよね
ですが、例えば虐待に気づいたのに「つらかったね」「大変だったね」で終わってしまうとその場しのぎになってしまったり、逆に絶望を与えてしまったりする危険もあると考えています(※実体験)
佐藤の課題提起
自分に役立つ支援を知って活用するきっかけとして「相談」は絶好の機会
日本だけでも一日数千件を超える「相談」が発生してそう
本人ー支援者
本人ー周りの人
なのに、その機会を活かしきれてない現状は本当に死ぬほどめちゃくちゃもったいないと思ってます
支援の必要性に気づけない
文脈
役割分担
連携
多機関・多職種連携
3.4 リスクアセスメント・多機関連携の必要性の判断
3.4.3 連携して行う支援が必要となる場合
関連
人から相談を受ける時に気をつけること - Konifar's ZATSU
相談先に求めること
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令和5年版厚生労働白書-つながり・支え合いのある地域共生社会-
Ref.
福祉を知ったあと
親とか妹とか自分自身の制度周りの環境整備がめちゃめちゃ大変だった
支援の存在を知ったところで、その先もめっちゃ大変だと身をもって学んだ。
「支援策の存在を知らせる」止まりでは、実際に利用するまでには至らない。
お悩みハンドブックの利用体験の設計において、支援を「使う」 ところまで絶対に何が何でもサポートすべきという(異常な)こだわりはここから生まれてます。
活動の動機 ①福祉を知ったきっかけ〜知った後#646ab264426c710000b07974
@healthy_sato: 「ひとりで抱え込まずまずは相談を」というキャッチコピー、当事者的には全然響かなかった。
「相談するのは〈あなたの責任〉ですよ」と言われてる感じがして…
各相談窓口が具体的に何をしてくれるのか、をつらいときに教えてほしかった。
愚痴を聞くのか、情報提供か、手続きを手伝ってくれるのか。
🤼‍♀️  課題意識の紹介スライド(グーグルスライド)
>@healthy_sato:
🤼‍♀️ 取り組みご紹介資料👉https://t.co/VAGbera2W6
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