多機関・多職種連携によるヤングケアラー支援マニュアル~ケアを担う子どもを地域で支えるために~まとめ
役割分担
プロセス
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> 各プロセスでのアクション
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> > 出典:Optim’s-pt 上原 久 多機関との連携のあり方 上原久
>3.4.1 リスクアセスメント実施の重要性
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> > ○ ヤングケアラーと思われる子どもを発見した後は、すぐに支援につなげる必要があるか否かの判断が求められます。子ども本人や家族の命に危険が及んだり、心身に危険が及んだりする可能性がないか、重大な権利侵害がないかなどを確認し、そのリスクがあれば速やかに児童相談所、自治体に連絡を取りましょう。児童相談所による一時保護、自治体による緊急の福祉サービス導入、入院などの対応が検討される場合もあります。
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> 3.4.2 初期介入のポイント
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> > ○ リスクアセスメントを行い、緊急で介入する必要がないことが分かったとしても、ヤングケアラーと思われる子どもや家族がつらい状況にあるなど支援が必要と考えられる場合は、初期介入をすることになります。
> > ○ なお、緊急での介入が不要と判断された場合であっても、その後の状況変化によって、緊急での介入が必要になる可能性があることには留意が必要です。
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> 図表 12 :初期介入時に意識すべきポイント
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> > ○ 多機関連携による会議を行う場合の基本的な流れを紹介します。
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> > ○ 多機関連携による会議を行う場合には、まず、何が課題であり、なぜ多機関連携が必要なのか、また、個別ケース会議のゴールをどこに置くのかを明確にする必要があります。
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> > ○ また、 会議開催にあたっては、 会議の目的、到達地点、進行と時間、守秘義務等を確認したのち、これまでの経緯、各機関のこれまでの関わりについて皆で共有します。 その後、全員でアセスメントを行い、 目標(長期目標、 短期目標)を決めます。 その目標にのっとって支援計画を立て、 役割分担を決めるところまで行います。
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> 図表 24 : 多機関連携の個別ケース会議の基本の流れ
ポイント
>連携のポイント
>5.2 多機関連携チェックリスト
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> > ○ 多機関連携を行う際に留意すべき点をチェックリストとしてとりまとめましたので、 各機関が集うケース会議の場で活用するなど、 連携時の参考にしてください。
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> 図表 32 : 多機関連携チェックリスト
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