誰かから相談されたときに意識したいこと
前提
1回の相談で相手の事情をすべて知ることは不可能
自分の事情を漏れなく正確にわかりやすく説明するのは難しい
悩みを言葉にして相手に伝える行為は心理的負担が大きい
つらく、深刻な悩みほど、言いたいことが言葉にできなかったり、混乱したりする
そもそも直面している困難を自覚できていないこともある
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なので、相談の受け手(あるいは本人)が話しながら「これは深刻かも」と気づいた段階で、傾聴以上のサポートも必要になります https://scrapbox.io/files/64744b4dedb62d001c3eef24.png
もちろん「傾聴」だけでも十分なヒーリング効果はあります
ぐちを聞いてもらうだけでも楽になりますよね
ですが、例えば虐待に気づいたのに「つらかったね」「大変だったね」で終わってしまうとその場しのぎになってしまったり、逆に絶望を与えてしまったりする危険もあると考えています(※実体験)
佐藤の課題提起
自分に役立つ支援を知って活用するきっかけとして「相談」は絶好の機会 日本だけでも一日数千件を超える「相談」が発生してそう 本人ー支援者
本人ー周りの人
なのに、その機会を活かしきれてない現状は本当に死ぬほどめちゃくちゃもったいないと思ってます
文脈
関連
相談先に求めること
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Ref.
福祉を知ったあと
親とか妹とか自分自身の制度周りの環境整備がめちゃめちゃ大変だった
支援の存在を知ったところで、その先もめっちゃ大変だと身をもって学んだ。
「支援策の存在を知らせる」止まりでは、実際に利用するまでには至らない。
お悩みハンドブックの利用体験の設計において、支援を「使う」 ところまで絶対に何が何でもサポートすべきという(異常な)こだわりはここから生まれてます。
「相談するのは〈あなたの責任〉ですよ」と言われてる感じがして…
各相談窓口が具体的に何をしてくれるのか、をつらいときに教えてほしかった。
愚痴を聞くのか、情報提供か、手続きを手伝ってくれるのか。
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