老い
きみまろでもなければ、暑苦しいエンパワーメントでも過剰なペーソスでもない、第四の「老い」との向き合い方があるような気がする
津田さんが「老いを楽しんでいる」つってるのに んん〜 みたいな反応をされてたり
父が今『はじめての老い』連載開始時の年
44歳の頃、老眼で苦しんでた 視力回復するためのポスターを家に貼ってたり
早期退職、洒落臭く言えばアーリーFIREをした
僕と妹、どちらも大学卒業したのが彼が49歳なので
FIREってのは得てして質素なんだなって。けど父はそこまで消費に興味もなさそうだし、楽しそう
自分の年齢くらいの築年数の家を中古で買うという選択
クリエイティブ業界は、存外記号消費に入れ込んでいる人が多い
その免罪符としての「デザインがいい」
使えないTE製品を「プロダクトデザインとしての良さ」を理由に買い込む
POPEYEに取り上げられた時の作業部屋の映り込みの最適化
年齢に対するオブセッション
カンタさんにとっての横綱は、僕にとっての科学者。アインシュタインもゲーデルも26歳で特殊相対性理論、不完全性定理を発表している(うろ覚え)
baku89.icon(1992-)に起きた変化
あんまない
強いて言うならアトピー体質の悪化、太った、疲れやすくなった
腰がピキーンとなる間隔が『インデペンデンス・デイ』みたく少しずつ短くなってる
数年前は一ヶ月に一度、最近は2週間に一度くらい、ゼロデイは何時
ただ、老いというより不摂生と運動不足な気がする
体力の低下は今のところ可逆
けど総じて、三十路を迎えて起きた感覚の変化は良かったと思う。なんかこう、キメが細かくなった。年を取るほど無感動になるって皆いってるけど、こんなに感受性が豊かになるって聞かされてなかった
多分労働をしていないのが良かった。賃労働、受注労働がもたらす自己疎外から自由になれた
三浦康嗣の手料理で海鮮がすごく好きになった
人生最高のギャラ
大学生が高校生を観て「私らオバサンだから」とか、20代なのに「インターネットおじさん」っていうムーブ
不思議なのが、20, 30代が「おじさん」「おばさん」と自嘲することはあっても、「おじいさん」「おばあさん」を名乗る4, 50代はあまり観ない
老いに対するアクチュアリティの違い。自らも老いつつあるなかで、モノホンの老いを前に、おいそれと老いをレペゼンできない