交換は共同体同士で行われ始めた
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共同体内部で交換し始めているのは近代から。
交換は共同体同士が、相互に平和と安全を目的として行われた
古代社会では奴隷は生産の必要に応じて要請されたのではなく、ある種の余裕を作り出すために「必要」だった。 交換とは、最初はプレゼントの片道通行(贈与)。もらった方は借りができる。相手以上にものを返礼して自分の地位を安定させようとする 贈与するきっかけは、身分の変更。なぜなら仲間に認めてもらう必要があるから 共同体内での地位が不安定になったもの
ex: 酋長の就任式、誰かの結婚式
贈り物は、要は相手に「貸し」を作って圧倒するのが目的なのだ。相手に必要な財物やサービスを贈るわけではない。むしろ、ここでは再び、破壊のための破壊、蕩尽のための蕩尽という原則が顔を出している。(p72) 資本論には「商品交換は、共同体の果てるところで、共同体の他の共同体と接触する点で、始まる」とあるらしい