倫理のフレームワーク

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結果に基づく倫理の理論—功利主義

効用の最大化を、集団に適用したのが「最大多数の最大幸福」という言葉

帰結主義と呼ぶこともある

多数決は功利主義に基づいている

極端に適用すると必ずしも適切な価値判断ができない場合がある

行為の善し悪しの判断に、「もし～ならば」という条件文がつく

義務に基づく倫理の理論—カント倫理学

「もし～ならば」という条件文はつかない絶対的な命令、「定言命法」

権利に基づく倫理の理論—社会契約説

社会契約としての法律は、こういった権利が衝突しないように調整するために私たちが約束したものですが、その根底にあるのは、このような個人の基本的な権利を尊重するという考えです

4つの倫理フレームワーク（功利主義、義務論、人権、徳）の共通点

1. 平等(equality)。個人の本質的な重要性と平等性に同意

2. 普遍性(universal)。原則はどこでも、すべての人に適用される。

3. 効用(utility)の重要性。権利、義務、徳がそれらの行為を禁止していない限り、最大の効用を生む選択肢が最も良い。

4. 開発(development)に焦点を当てる。ここでいう開発とは「持続可能な開発目標（SDGs）」でいう「開発」と共通する概念だ。教育、能力開発、インフラ整備、環境問題対策などを含む。