ネガティビティバイアス
楽観的な勘違いは、そのスロットマシンをその後何回かプレイして「あれ?思ったほど良くないぞ?」と気付くことができます。悲観的な勘違いには気付くチャンスがありませんが、楽観的な勘違いにはあとから気付いて修正できるのです。つまり、悲観的な勘違いと楽観的な勘違いでは、悲観的な勘違いのほうが影響が深刻なのです。そこで、判断を楽観側に倒すことでバランスを取ろうという発想が生まれます。これが「不確かなときは楽観的に」です。エンジニアの知的生産術 西尾泰和 (WEB+DB PRESS plus) (Japanese Edition) (pp.119-120). Kindle 版.