キャラクターを演じる
多くの人が「自分というものが存在して、その自分が動いている」と考えているのですが、 「一番なりたい状態に近づくために、一番効率的なキャラは何か?」を考えたほうが楽なんです。 物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術 けんすう p. 93ページ
たとえば、「健康のために禁酒をしよう」と思った人が成功しやすいコツとして「禁酒をする」という行動をしない、というのがあります。 / つまり、「自分は禁酒をしている」と思うより、「自分はお酒を飲まない人なんだ」と思うほうがいいんです。お酒を飲まない人だ、と自分で認識していると、飲み会の席とかでも「あ、私はお酒が飲めないんです」と言って断りそうですし、コンビニのお酒コーナーを眺めたりすることも一切なくなるわけです。 / 自分のことをお酒を飲まない人だと思っているだけで、行動が変わるし、行動が変わることによって、結果も変わるわけです。 物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術 / けんすう
そうなんです、結果というのは残酷なことに、 いい結果はすぐに出ない (遅い) いい結果はなかなか出ない(難しい) という2つの性質があるんです。 ダイエットした翌日に5kg痩せて、 引き締まった身体になれたり、英語を勉強してすぐにペラペラになれたりするわけではないのです。 なので、 ダイエットは失敗するし、英語学習は続かないわけです。いい習慣を身につけたいと思っても、挫折した経験がある人も多いのではないでしょうか。 実は、これは順番が違っていて......。 先に決めるべきは自分のキャラクター(=アイデンティティ)なんです。 つまり、 自分はこういうキャラクターだと認識する ↓ そのキャラがやりそうなプロセスを実行する ↓ 結果が出る という順番でやるほうがいいんです。 物語思考 「やりたいこと」が見つからなくて悩む人のキャリア設計術 けんすう p.・94ページ
自分をきり丸だと思い込む参照。
俺はいいけどYAZAWAはなんて言うかな参照。
人は誰でも 「自分は〜な人間だ」 という自己イメージを持っている。 そして、 それに合致する証拠を探し出し、自己イメージに合わせて行動しようという強い欲求を持っている。 これを「自己一貫性原理(Principle of Self-consistency)」という。この分野における研究の第一人者であるプレスコット・レッキー(Prescott Lecky) 博士は、自己一貫性のパワーをこう説明している。 「人は無意識のうちに、自分の言葉と行動を自己イメージと一致させることが道徳的だと考える」と。「後回し」にしない技術 「すぐやる人」になる20の方法 / イ・ミンギュ 180ページ