カフェインレス
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摂取を中断した場合の離脱症状としては頭痛が一般的であり、12-48時間以内に出現し、2-4日以内に消退する。他の症状としては眠気、集中力の減退、疲労感、不安、抑うつ、運動遂行能力の低下、発汗、吐き気(嘔吐)、カフェイン摂取の渇望などがある。wikipedia「カフェイン中毒」より。
その一方で、摂取し過ぎると、頭痛、不安、抑うつ、不眠、下痢などを起こすことも知られており、欧州食品安全機関(EFSA)など、いくつかの国と地域が、カフェインを安全に摂取できる1日あたりの最大量を定めています。しかし、カフェインが人体に与える影響は個人差が大きく、基準以内の量であっても症状が出る人もいます。 / 近年になって、この個人差に関連する遺伝子が見つかり始めました。そのなかの一つにはいくつかタイプがあって、どのタイプの遺伝子を持つかで、カフェインで頭がすっきりして気分が良くなるか、逆に不安が高まるかが決まります。日本人を含むアジア人は、カフェインで不快な症状が起きやすいタイプの遺伝子を持つ人が半数にのぼり、とくに日本人の4人に1人は、カフェインを150mg摂取するだけで不安定な気持ちになるという報告があります。(欧米人とはこんなに違った日本人の「体質 奥田晶子 ブルーバックス 2016 p.51)
・カフェインをやめると幸福感が増すと思う。 精神的にもっと安定した人間になれるんだ 7。シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント / エリック・ジョーゲンソン 170ページ
カフェインが身体に与える影響
中枢神経系
アデノシン受容体をブロック
脳の疲労サインを無視させ、眠気を感じにくくする
ドーパミンの再取り込みを阻害
報酬系を刺激し、「やる気」や「快感」を強化(依存傾向の一因)
ノルアドレナリン系を軽く刺激
一時的な覚醒・集中力の向上につながる
自律神経系
交感神経を過剰に優位にする
心拍数増加、血圧上昇、身体の緊張状態を作る
内分泌系
副腎を刺激してコルチゾール分泌を促進
慢性的に使うと副腎疲労を引き起こす可能性
アドレナリン・ノルアドレナリンの分泌増加
一時的なストレス耐性向上/興奮状態
インスリン感受性を下げる傾向
血糖スパイク・エネルギークラッシュを招く可能性
性ホルモン(テストステロン等)の合成に間接的に悪影響
副腎が酷使されることでDHEA等の生成が回らなくなる
循環器系
心拍出量・血圧の上昇
短期的には活動性UP、長期的には心負荷リスク
脳血管の収縮
偏頭痛の抑制には効くが、断カフェインで反動性頭痛の原因にも
消化器系
胃酸分泌の促進
胃もたれ・胸焼けの原因になることがある
腸の蠕動運動を刺激
便意を促す一方で、腹痛や下痢の原因にもなりうる
腎臓・代謝系
利尿作用(軽い脱水傾向)
電解質バランスの乱れ・喉の渇きなどに影響
肝臓でCYP1A2酵素により代謝される
代謝能力に個人差あり。代謝遅延タイプは効果が長時間持続
口腔・外見
唾液の分泌を抑制/口臭の原因に
歯の着色リスク(コーヒー成分)
カフェイン断ちによって得られるメリット(MECE分類)
神経・ホルモン系の回復
アデノシン感受性の回復により自然な眠気と覚醒リズムが戻る
ドーパミン耐性のリセットにより小さな快感への感受性が高まる
副腎疲労が改善し、ホルモンバランスが整う(性欲含む)
自律神経の過緊張が落ち着き、副交感神経が優位になる
身体症状の改善
睡眠の質が劇的に向上する(入眠・深さ・中途覚醒)
胃腸の負担軽減(胃酸過多や便意の乱れが減る)
心拍数・血圧の安定(動悸や焦燥感が軽減)
顔のテカリ・皮脂の減少(ホルモンバランスと睡眠の改善による)
口臭・歯の着色が減る
脱水リスクが減り、体内の水分バランスが安定
精神的・行動的メリット
ドーパミン中毒(SNS・AV・買い物など)からの回復が促進される
イライラ・不安・落ち込みが軽減される
自然な集中力が安定する(カフェインの波がない)
習慣・行動の見直しのトリガーになる(朝の儀式など)
依存からの解放体験が自己効力感につながる
経済・生活面
コーヒー・エナドリ代が節約できる
飲料に依存せず、行動の自由度が上がる(出先・断食中など)
カフェインレス生活スタート
2025/3/25の朝、コーヒー2杯飲みおえたところからカフェイン断ち。
2025/3/27不安だしイライラするし、常に眠いし頭も痛いし耳の奥がぐわんぐわんする。最高のコンディション!
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