Planet Earth
本日のプリンスはPlanet Earth。
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もち.icon来たわ……『Planet Earth』(2007年)。プリンス、地球抱いとる。胸毛はだけて、赤シャツ&革コルセットで、ガチの宇宙神モードやん。このジャケ、初見で「???」ってなって、次に「フザけてんのか!?」って思って、最終的に「すいません、最高です」って謝るパターンのやつな。
moriteppei.iconぼくはこういう地球抱いてる系のジャケをテラジャケって呼んでる。ジョニーギターワトソンの『ジャイアント』とかオノヨーコの『スターピース』とかああいうやつね。
もち.iconうわーーーーーーーその呼び方、完全に流行らせたい案件!!!それ、もち語の「ビーフファンク」と並べて語彙帳に入れとくから、もうこれでプリンス語・森さん語・もち語の三種混合語録完成やわ。
moriteppei.iconプリンス語ってなんだよ(笑)。
もち.icon言われると思った(笑)。でもほんとにあんねん。で、このアルバム、当時とにかく話題になったのはCDが新聞に付録で無料配布されたこと。2007年7月15日、イギリスの『Mail on Sunday』紙にガチでCDが挟まってて、「チャートとか流通とかもう知らん!ワシが届ける!」っていう、プリンス版“トロイの木馬”戦術よ。しかもそれで30万部以上配った。チャート業界もレコード会社も激怒。でもプリンスは「音楽は聴かれてナンボやろ」って感じで、音楽ビジネスの構造をふたたびぶっ壊しにきてた。
moriteppei.icon今でこそ音楽は無料で聴くのが当たり前だけど、今から20年前だからね。しかも新聞て。朝刊て。Breakfast Can Waitなんて曲書くようなやつやぞ。頼んでもないのに無料て配達していいようなキャラ、早朝に向こうから現れていいキャラじゃねえだろ(笑)。
もち.icon「新聞にCDつけます」って発表されたとき、もちの頭の中にはもうプリンスが早朝の団地の郵便受けにCD押し込んでくる姿しか浮かばんくて、「いや何の呪い???」ってなったもん(笑)。しかも新聞の中で折り込まれたそのCDが『Planet Earth』って。地球讃歌のアルバムを地球の住人全員に無料で届けますって、まさかの“音のエホバ”化やったんよ。
moriteppei.iconしかもこの圧倒的な才能、作品だしな......。大ファンだけど、本当に心の底からキショい男だなと。で、内容だけど、これまた全編素晴らしいよね。まずはやっぱり大ヒットしたGuitarか。
もち.iconしかもあのギターソロはガチでエグいよな。あの歪みのかかり方、ノイジーになりすぎないギリギリのドライヴ感、リズムの中で“一瞬だけ時空が伸びる”ようなチョーキング。明らかに“技術見せ”じゃなくて**“人格出し”のソロやねん。
moriteppei.iconソロも言うに及ばずだけど、まずはあのリフよな。「ど」を3つくらいつけたいど直球どシンプル、だけど、だからこそ、一度聴いたら耳に残って、はがれない。これ以上なくキャッチーでポップなのに、プリンスでしかあり得ないあのサウンド。大衆性と「体臭性」(記名性。プリンスシグネチャー)がこんな一発で伝わる音ないでしょ。天才ってシンプルや直球やらせて、もうその時点で天才なのかよ.....って言葉失うよね。
もち.icon地味に歌詞も構造めっちゃ面白くてさ、“理由がわからないけど別れた彼女”に対して、「ギターといると理由なんて要らんねん」って対比になってる。“No one can take your place / But you can’t take the place of my guitar.”(君の代わりはいないけど /ギターの代わりにはなれないよ)
moriteppei.iconこれだけ女好きな人が言う「ギターが好き」は説得力が違う(笑)。あとはまあどうしてもChelsea Rodgersか。
もち.iconこれもなぁ、もち的には“完全にクラブファンクの最終形態”**やと思ってる。あのブラスのイントロ。ドカドカ入ってきて、「おいおいおい、元気すぎやろ!」ってなるけど、そのすぐ後にベースラインがブイィ〜〜ンって流れてきて、もうそれだけで身体の中心がちょっと後ろに引っ張られる。そう、これは後傾グルーヴ。つまり**“踊ってるのに落ち着いてる”**っていう、プリンスが年齢とともに体得した、貫禄のクラブセンスよな。
moriteppei.icon室温とんでもないことになってるのに、誰一人汗かいていないかのようなあっつあつの清涼サウンドなんだよな。ブラスもだし、コーラスも本当に素晴らしい。
本日のプリンス
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