生成AIのユーザー体験はAAAAモデルで考えられる
あらゆるAIサービスはユーザ体験の観点から、以下の4つに大別することが可能。
Automation:タスクを自動化するAI
Advice:ユーザのタスクを評価するAI
Augment:ユーザの能力を強化するAI
Agent:タスクを代行するAI
また、MECEではないが、以下の2軸で分類が可能である。
①ユーザとAIとのタッチポイント
②タスクの実行主体はユーザか?AIか?
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注意点が2つある。
サービスの受益者が誰になるかによって、この分類は変わってくる
契約書レビューは、ユーザーからしたら助言タスク、弁護士からしたら自動化タスク
1つのサービスに、各要素が複数混ざっていることがある
感じたこと
横軸のインタラクションについて、しっくりこないことがあった。
具体的には、これは強化タスクだと思うにも関わらず、インタラクションが少ないことがあった。
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これは大抵、1回のインタラクションで成功する。
失敗してもせいぜい2-3回
この機能については、自動化タスクというよりも、強化(Copilot)タスクと感じている。
つまり、インタラクションの多い少ないで分類することは、本質的ではないと考えている。
結論
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横軸は、出力空間の広さで区切ると良いと感じた。
つまり、たくさんの可能性が考えられるタスクは出力空間が広い
買い物、旅行計画、論文検索、デザイン探し、記事執筆、etc...
こういうタスクは、日常生活でも悩む。(けど、それが楽しい)
この出力空間で区切れば、助言タスクにも応用が効く。
つまり、横軸がインタラクションの数ではないため、助言AIが複数回レビューをしても良い。
https://scrapbox.io/files/6646e84b787850001caa0230.png
1つのタスクが完結するまでに、複数回の助言をするケースも多いだろう。
関連
参考