ロイスのルール
ロイスの種類
キャラクター作成時のロイス
キャラクター作成時に、PCは三つのロイスを取得する。これを固定ロイスと呼ぶ。
ハンドアウトによるロイス
シナリオハンドアウトで渡されるロイス。これをシナリオロイスと呼ぶ。
その他のロイス
プレイヤーは、メインプレイ中いつでもロイスを追加で取得できる。ただし、これにはGMの許可が必要となる。
Dロイス(上級ルルブ記載)
ディスクリプトロイス(以下:Dロイス)とは、そのキャラクターそのものを表現したロイスである。
ロイスの取得上限
ひとりのキャラクターは、1シナリオ中にロイスを七つまで取得できる。これは、固定ロイスを含む。
ロイスの結び方
ロイスは任意のタイミングで取得することができる。特定のキャラクターをロイスに指定することを、ロイスを結ぶ、という。
対象の決定
対象の名前や、対象とPCがどのような関係なのかを書き込む。ロイスは基本的にキャラクターに結ぶものだが、GMが認めれば団体や地域などに結んでも構わない。
感情の決定
感情表をROCし、ひとりのロイスに対してポジティブとネガティブの感情をそれぞれひとつずつ設定すること。他人に持つ感情は複雑なのである。それぞれの感情が決定したら、通常はどちらが表に出ているかを決める。例えば、「いつもは友情を感じているが、ふとした瞬間に劣等感を抱く」というようなものだ。
感情の変化
ロイスの感情はセッション中に変えることはできない。ロイスに対する感情を変更したい場合、アフタープレイで新しい感情を設定すること。ただし、GMが許可すれば別である。
表に出ている感情をポジティブからネガティブに、ネガティブからポジティブに変更することはセッション中でも可能である。表に出ている感情を反転させる場合、必ずGMの許可を取ること。
Sロイス
スペリオルロイス(以下:Sロイス)はロイスの中でも、よりキャラクターの人格の根幹をなす、「もっとも大切なロイス」を表わす新しい概念である。
ロイスのタイタス化
セッション中、ゲームの進行によっては、PCとロイスで結ばれたキャラクターの関係が劇的に変化することがある。その結果としてPCを日常につなぎ留める力を失ったロイスは、タイタスに変化する。これを、タイタス化と呼ぶ。
バックトラック
クライマックスの最後に、キャラクターはバックトラックを行なう。バックトラックとは「戻り道」の意味で、レネゲイドの侵蝕に耐え、日常へ戻れるかをチェックするものだ。
バックトラックを行なうことで、PCは侵蝕率を{タイタスになっていないロイスの数}D10点減少させることができる。
この結果、侵蝕率が100%以上だった場合、そのPCはジャーム化し、NPCとなる。
ロイスの調整
アフタープレイ時に、現在取得しているロイスの中から、3つを選択する。このロイスは次のセッションに持ち越すことができる。つまり、新しい固定ロイスとなる。タイタスも選択できるが、昇華したタイタスを残すことはできない。
なお、固定ロイスとして指定できるロイス(タイタス)がふたつ以下の場合、新規にロイスを取得して固定ロイスを三つにすること。