バロール
生の始まりは暗く、死の終わりもまた冥い。幾千幾万の屍を踏み越えて尚、知り得ぬ秘密が闇の奥にあるらしい。......ならば、俺は闇となろう。生を喰らい死を飲み干し、万物を等しく滅ぼす狩猟者となるのだ。
ー"狩猟者(プレデター)"伊庭宗一、闇の中にて
暗黒の力
重力を操るシンドローム、それがバロール・シンドロームである。彼らがエフェクトを使う時、必ず体外に"魔眼"、"宝玉"などと呼ばれる球体を生み出し、浮遊させる。この球体をコントロールすることによって、彼らは重力を自在に変化させるのである。
この球体、"魔眼"がなぜ重力を制御できるのか、はっきりとは分かっていない。強力な磁場を発生させる、すさまじい質量を持っており、その回転を制御している、などさまざまな説があるが、どれも決定的とは言えない。はっきりとしていることは、彼らが、重力を操っているとしか思えない現象を引き起こすことである。
"魔眼"は大きさ、個数、形状などに個人差がある。より多くの"魔眼"を生み出せるオーヴァードの方が力が強い、という話もあるが、それも噂の域を出ない。なお、バロールという名は、死を司る魔眼を持つ、ケルト神話の神から来ている。
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