ノイマン
限界とは、常識という名の枷。思考せよ、洞察せよ、直観せよ、解析せよ。理解するのだ、君にはそれ、が出来る、のだと。君の脳に知り及べぬことなど何もないのだと。さぁ......超越への第一歩を踏み出せ!
ーDr.ビューティフルマインドかく語りき
すべての才能をこの手に
万能の天才になる、ノイマンを簡単に説明するとこうなるだろう。このシンドロームは発症者の脳に脳内回路、とでも言うべき神経ネットワークを形成する。その結果、人間の脳ではあり得ないほどの超高速思考、並列思考が可能となるのだ。もっとも、これはあくまで仮説であり、真実ではない可能性もある。だが、ノイマンを発症したオーヴァードが触れたことのない銃を専門家以上に扱ってみせたり、知っているはずのない知識を知っていたりなど、天才的な能力を示しているのは確かなのだ。
シンドローム名は、コンピューター演算の基本形となった論理構造を作った数学者、フォン・ノイマンから来ている。ノイマン、という言葉はそれだけでコンピューター的、だということを表わしているのだ。
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