国家創設としての憲法制定ーアメリカ憲法制定の文脈
はじめに
アメリカ合衆国憲法への激しい批判と論争
ワシントンが初代大統領として就任した1789年4月時点でも、合衆国政府とアメリカ合衆国憲法は11/13州が認めるのみだった なぜか?
憲法制定が、アメリカ合衆国政府という国家的政府の創設だったから
イギリス政府から解放されたと感じていたアメリカ人は、アメリカ内に中央政府が出現することを望まなかった
おわりに
「建国の父祖」「憲法制定者」の政治的英知
密室内でその作業に当たった
密室外の憲法制定協力者としてのアメリカ人一般の心情と論理とに配慮した
各邦批准会議での批判を考慮し、名称、形式、論理の面でそれらをあらかじめ組み入れた案を作成した
ユニオンの性格について曖昧
そのおかげで批准をえた
長年にわたって存続しえた
巨大な政府の根拠も、小さな政府の論拠ももとめられる