抗てんかん薬
#神経内科 #てんかん
2008年以降,新たな抗てんかん薬(ラモトリギンやレベチラセタムなど)も相次いで登場し,今後もてんかん治療ガイドラインの修正が予想される
全般発作はバルプロ酸,部分発作はカルバマゼピン (全部バカ)
ジアゼパム:てんかん重積
クロナゼパム:ミオクロニー発作に対する第二選択薬。第一選択薬はバルプロ酸
フェノバルビタール:複雑部分発作や強直間代発作に対する第二選択薬
この他作用点がユニークなものとしてレベチラセタム(SV2A),ペランパネル(AMPA受容体)などがある.また,カルバマゼピン,ラモトリギン,フェニトインではStevens-Johnson症候群(SJS),中毒性表皮壊死症 TENといった副作用に注意が必要である.
部分発作
単純部分発作/複雑部分発作
第一選択:カルバマゼピン
第二選択:(単剤)フェニトイン、ゾニサミド、フェノバルビタール、ラモトリギン(バルプロ酸)、レベチラセタム。(他剤と併用)クロバザム、トピラマート、ガバペンチン
全般発作
欠失発作
第一選択:バルプロ酸、エトスクシミド
第二選択:(単剤)ラモトリギン
ミオクロニー発作
第一選択:バルプロ酸
第二選択:(単剤)クロナゼパム、ゾニサミド
強直発作/強直間代発作
第一選択:バルプロ酸
第二選択:(単剤)フェノバルビタール、フェニトイン、ゾニサミド、ラモトリギン。(他剤併用)クロバザム、レベチラセタム