グローバル/異文化経営
異文化理解の分野では、古くは「ホフステッド指数」というのが有名だったが、今はこのエリン・メイヤー教授が世界のトップランナーかなと思う。以下の教科書も非常に分かりやすく、説得力がある。 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51q54qg2ZfL._SX344_BO1,204,203,200_.jpg
グローバルビジネスは変化が早い。書籍で学ぶよりも、ドキュメンタリーや映画の方が速くキャッチアップできるし、リアリティとかコンテクストが丸ごと学べる分野だと思う。日本型雇用、外国型雇用の違いや、リーダーシップスタイルの違いなどを理屈として知った上で、映像作品を見ることで、楽しみが拡がる。
魅力的な作品が多すぎるが、例えば、以下のドキュメンタリーは、フットボール、ビジネス、グローバルビジネスの実態がリアルに分かるので非常にお勧め。多様な文化を束ねる名将ペップ・グアルディオラのリーダーシップスタイルを間近で観ることもできるという、何重にも美味しい作品だ。
オールオアナッシング マンチェスターシティ編(2018) Amazon Prime
ドキュメンタリー番組として初めてイングランド、プレミアリーグのマンチェスター・シティに密着。2017~18年のプレミアリーグで歴史的な勝利を飾るまでの全行程を追った。ロッカールームでの監督ペップ・グアルディオラの熱弁や、スター選手たちのピッチ内外での様子など、普段は決して目にすることのできない世界最高峰のプロサッカークラブの内情がついに明らかになる。
このドキュメンタリーについての記事
https://www.youtube.com/watch?v=S6ds0rLzk9Q
エンターテイメントとしてはそれほど面白くはないが、中国企業に買収された米国製造業の実態という意味では以下が骨太。
アメリカン・ファクトリー(2019)Netflix
https://www.youtube.com/watch?v=m36QeKOJ2Fc
おまけ、日本で観る方法が分からないのだが、2016年にMITで異文化ビジネスの授業を受けた時、最後はずっとこの映画(2006年作品) を教材として見せられた。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51bepIddw1L._AC_.jpg
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