_Cybernetic Humanity Intern
Columbia University 2年の青山柊太朗と申します。
Computer Scienceを主専攻、哲学を副専攻として学んでいます。
来年の夏にSony CSL / OISTにて笠原さんの元でインターン
Cybernetic Humanityのテーマ・研究手法がまさに自分が取り組みたい事と一致しており、実際に研究に携わる体験から他では得られない知見・スキルが得られると思い、ご連絡させて頂きました。
2024年5月中旬から8月末までが夏休み
以下に、関心 / 過去の開発・研究 / 出来る事・取り組みたい事を纏めました。
Research Interest
抽象的な説明 -> 少し具体的な説明 -> さらに具体的な説明 と移っていきます
抽象的には、物理的な制約に基づく従来のものとは異なる設計を探究・実験することに関心があります。
具体的には、人々が部分的に異なる現実を共有するような体験に関心があります。
自分から切り離された外側としての客観を前提とせず、主観的な世界を部分的に共有することで間主観的な世界が生じるような現実の設計を考えています
人々が全く同一の現実を体験する現実、全く異なる個別最適化された現実を体験する経験機械的な世界の さらに具体的には、
主観的な時間
具体的に関心があるのは、相対的な時間感覚の元でのコミュニケーションのあり方です。
時間感覚も主観的・相対的になり、従来の「全員がリニアな時間軸を共有する」ものとは異なる形になると思っています。
ただ、先行研究の多くは一人の人間の時間知覚に閉じたものです。
この環境における、時間を知覚する存在(主に人間)同士のインタラクションに関心があります。
例えば、従来の同期的コミュニケーションのあり方は時間を共有する事を前提としていて、字感覚が相対的な環境では成り立たないと考えています。
そこで、弾性同期の仕組みを応用し、相対的な時間感覚を前提とした新しい音声コミュニケーションのプロトタイプを実装しています。 なぜ
Cybernetic Humanityの研究トピックはこの関心にとても近く、以前から強い関心を持っていました。
出来る事・取り組みたい事
実験用システムの開発
様々なプラットフォームや技術の開発を行ってきたため、幅広いプロジェクトに対応
具体的には、以下を含む様々な技術を用いた開発の経験があります
Swift, Kotlin, Java, Typescript, C++, Ruby 等の言語
iOS, Android, Web (React), Unity 等のフロントエンド関連技術
Firebase, MySQL, GCP (Compute Engine), MongoDB 等のバックエンド関連技術
OpenCV, Tensorflow, PyTorch 等のライブラリ
被験者実験用システムの開発・運用も、未踏事業時のユーザテストや高校時代のVRに関する研究で行った経験があります。
経験がない技術でも、インターン開始までに可能なキャッチアップします。
「体験を通じて研究する」サイクル
実際に研究に携わらせて頂く事で、このサイクルにおける思考プロセスや実践的知見を吸収させて頂きたいです。
過去の開発/研究など
https://gyazo.com/cf385a4b98ed7f0ea8f1b4c68e8b367a
主観的な時間・バーチャルな時間に関連する様々な体験やソフトウェアを開発してきました CGUI Lab
Prof. Steven Feinerと
IEEE VR 2024 first-authorとしてfull paperを投稿(in review)
超音波で浮遊させた物体によって任意の影絵を作り出すシステムを開発
UIST 2022にてDemo
稲見PMの元、オンライン授業配信プラットフォームを1年間かけて開発
iOS/Macフロントエンドから配信システムまでを実装し、学校でのユーザテストを行いました。
生徒の時間感覚を騙して、同期と非同期の両立を実現するシステムを作りました。
同期・非同期の境目が曖昧になった環境で生まれるコミュニケーションを探りました。
お忙しい中お読みくださりありがとうございます。ご検討いただけると幸いです。