世親
せしん
ヴァスバンドゥ
インドの僧
「倶舎論ってなに?」より
説一切有部の阿毘達磨を発展させ倶舎論を作った人。
さらに唯識の提唱者でもある。
世親 - Wikipedia
世親(せしん、梵: Vasubandhu、蔵: dbyig gnyen)は、インド仏教瑜伽行唯識学派の僧である。世親はサンスクリット名である「ヴァスバンドゥ」の訳名であり、玄奘訳以降定着した。それより前には「天親」(てんじん)と訳されることが多い。「婆薮般豆」、「婆薮般頭」と音写することもある。4世紀頃の人。
唯識思想を大成し、後の仏教において大きな潮流となった。また、多くの重要な著作を著し、地論宗・摂論宗・法相宗・浄土教をはじめ、東アジア仏教の形成に大きな影響を与えた。浄土真宗では七高僧の第二祖とされ「天親菩薩」と尊称される。また、インド論理学そのものの発展にも寄与した。
無著は兄。
無著・世親立像(慶派)
https://www.kohfukuji.com/property/b-0037/
国宝-彫刻|無著・世親菩薩立像[興福寺/奈良] | WANDER 国宝 | WANDER 国宝
著作
『倶舎論』
『唯識二十論』
『唯識三十頌』
ウィキソース
作者:世親 - Wikisource
/sepproject/世親 (Jonathan C. Gold, "Vasubandhu")#649a546f9dc231001bf2cd3e