ばるとさんごく日記
2024/1/1
新年になったのであと正月やることがないので久しぶりに日記を書いてみよう!
まずは2023について書いておこう!
2023年を総浚いするといいことと悪いことが極端にあった年だった!
2023年のはじめに私は久しぶりにライブをやってくれんかと頼まれたのだがそれがなんと私の尊敬するジム・オルーク氏と石橋英子さんを招いてのイベントなのであった。これは突然降りてきた幸運である。私は若い頃にジム・オルークの音楽に触れ、現在までその活動に注目してきた数少ない音楽家である...。石橋英子さんは近年映画音楽で活躍し映画『ドライブ・マイ・カー』の音楽を担当。「へー、ジムオルークと石橋さんと、いいですよ。参加しますね」みたい落ち着いた雰囲気で返事をしたのだが内心は「うおおおおおおおおおおおおおおお」みたいな感じである。ちなみに私は有名な音楽家でもなんでもないので、これは本当に降ってわいた幸運である。カイジ的に言うと僥倖。
イベントの内容をあまり具体的に書いても身バレしそうなので当日の内容は省略するが、ライブは素晴らしかった。オルークと石橋さんのライブは所謂ミュジーク・コンクレートをさらに現代的にアップデートさせた内容で私は感心してしまった。電子音楽や実験音楽は難解で人の理解を得られないケースも見受けられるが、それでも評価を得られている音楽家の場合、まず音の肌理が違う。いくつかのライブを拝見した時に感じることがこれである。音楽は複数の音が鳴らされるわけだが、優秀な音楽家はこの音同士を(音同士の関係性を)きめ細やかに響かせることができる。これは素材の音が汚れているとかは関係ない。例えばメルツバウのような汚れた音を使うミュージシャンでも鳴らされる音同士の関係性は絶妙なコントラストで処理されている。私のような素人はこれが下手である。
まあそういうのは置いといてとにかく私の日記なので私のことを書くと私はとりあえずジム・オルークに挨拶と「あなたの音楽や活動で私はさまざまなことを得ました」ということを伝えたかった。私は人見知りなのでオルークに話しかけることがなかなか難しかったのだが、会場の外で共演したドイツ人と話す時間があって、そこにオルークが来た。日本人だけで話していなかったのでオルークも入りやすかったのかもしれない。かなり話しやすいシチュエーションができて、私は緊張したが感謝の言葉を伝えることができた。ちなみにオルークは日本に住んでいるので日本語が普通に話せる。オルークは全体的に腰が低くて話しやすい人という印象を受けた。その後石橋英子さんとも話をした。というか石橋さんの方から(私のライブの内容に関することについて)話しかけてくれた。嬉しかった。石橋さんも物腰の柔らかい人で非常に話しやすかった。
打ち上げ的なものがあってそれも参加した。非常に楽しかった。
ここまで2023年であった出来事のハイライトである。
というか私のような末端の人間がそういった僥倖に恵まれたイベントのあと人生はもう思い残すこともないかなあとか思ったのだが、このような油断がよくなかったのかもしれないな。
2023年あとは全部地獄でしたみたいな話っぽいが、まあ別にそういうわけでもないのだぬ。
夏には東京である人に会ったのだが、それも私にとっては重要なターニングポイントになりそうで、単純に非常に良い思い出になったぬ。
具体的な悪いことはばると網膜剥離にっきで書いたのでよかろう。というかこれ自体も私の中では決して単なる悪いこととして消化されずに、こういったマイナスっぽい引力を利用して飛べばいいだけである。 自分の創作のことはあまりかかないが、ちょっと書くと2023年はミュジークコンクレートとドローン音楽を鳴らすシステム作りと、そういう音を鳴らすことをしていた。これは何かになるかもしれませんな。
大晦日はアープラで熱い話をしてあとは友人宅に行って桃鉄をやったが、なんだかいい年越しになった。
2024年がどういった年になるか楽しみである。
2023/10/6
ばる.iconベケットの小説を読んでいろいろと刺激を受けた
ばる.icon目のことがあるので読書量を減らした方がいいと思いますよ
ばる.icon書を捨て旅に出よじゃなくて『書を捨てよ、町へ出よう』だっけそもそもあれは読んだことないがそういう意味なんだろうかどういう意味なんだろ https://youtu.be/82K7EJUY3ME?si=Cvm9G8_2snvkyX92
https://youtu.be/IdAl5s6ASlM?si=ayKYu0jpnIhibGQW
ばる.iconヴィスコンティは淀川長治が高く評価してたね ばる.icon映画学校の講演会で「君たち『ベニスに死す』を見ずに映画を作るとはどう言うことですか! 見ていない人は今すぐこの講堂から出て行って下さい。」って言ったんだっけ?
ばる.iconそうだね。ヴィスコンティの日本での知名度は、淀川さんが貢献した部分もあるんだろう。フェリーニもそうかな?
ばる.icon調べたらこういう論文も出てきたから、後で読んでみよう ばる.iconヴィスコンティはフェリーニに比べたらやっぱり地味だって誰かが言ってたな
ばる.iconその地味さが堅実でいいんじゃないですかね?『ルートヴィヒ』もよかったでしょ? ばる.iconそういえばナポレオンの映画(リドリースコット監督)が公開されますね
ばる.iconナポレオンって知名度の割にはこれって映画がなかった気がするから、代表作になりそうな予感
ばる.iconこれがあるぞ!
ばる.iconあれはワーテルローの戦いに焦点が当たってて、ナポレオンの人生全部を描いたわけじゃないからね
ばる.icon見よ!この壮観なる行進を!
https://youtu.be/8HK5cZ7iXYI?si=bTozWY9hD-AZKddk
ばる.icon人集めるの大変だっただろうね、お金も...
ばる.icon映画制作にお金は欠かせない
ばる.iconハル・ハートリーは90年代にメジャースタジオと色々あったらしい
ばる.icon自分でお金集めして、自分のこだわりで映画を撮りたいんでしょうね。大手と契約すると色々言ってくるのかなあ...
2023/9/20
2023/8/12
リニューアルオープンした店に入ったのだがそんなに気分も乗らず居心地が悪くなってきたので1時間ぐらいで退店したのであったがここで思い出すのがマイルス・デイヴィス『Splatch』であるがこの時期のマイルスの服装は変だがかっこいいと思う変だからいいじゃないという向きもあろうがフリードキンが亡くなったということでフリードキンの『恐怖の報酬』を見に行ったなァなどと思い出すのだが何か暑苦しい映画かつ「大丈夫?この撮影」という印象でありそういえばあの時も私はあまり体調が良くなかったのではないか先日と東京で日高屋に入店してニラレバ炒め定食を頼んだことを思い出すがその時思ったことはレバニラ定食なのかニラレバ定食なのかどっちなんだいということであるが私はずっとレバニラ定食だと思っていたが日高屋の表記だとニラレバ定食になっていて「あっ」っとなったのである私が正しいのか日高屋が正しいのかということになるがこの類の論争はどっちが正しいのか...という論争になりやすいがどっちでもいいんじゃないかと思うのである「Splatch!」(『Splatch』って何?)。私のプロフィールに書いてある「あーぷらでやろうと思ってることリスト」みたいなのがほとんど達成されていないので昔の夏休みの課題が全く達成されていないような気分になりある種のノスタルジアを感じるのであるノスタルジアと言えば文芸に精通しているかのアープラならばタルコフスキー監督の作品を思い出す方が多いかもしれないが(これもレアなのか?)浜田麻里の「Nostalgia」を思い出してもいいのではなかろうかいやなんだよその曲は知らねーよという方もいらっしゃるかもしれないが私もさっき知った曲である浜田麻里さんと言えば「Return to Myself」が代表曲であろうから私もコロナウィルスに感染し喉鼻気管支とやられた結果咳が止まらずしばらく寝込むことになった結果さらに腰痛は始まるという散々な8月を過ごしているのであるがそんな悲惨な8月をなんとか乗り切ってこれたのは浜田麻里さんの「Return to Myself」のおかげである本来の自分を取り戻した今「Return to Myself」の歌詞を聴きながら思ったのはこれ夏の曲なんかこの取ってつけた夏感はたまらない浜田麻里さんの爽やかな歌声によりこの酷暑を乗り切ることができた中年も多かろうであるが「Return to Myself」ってすごいタイトルだなあ結局人間は涅槃だかアンガージュマンだか幽体離脱しようが自分自身に回帰するということであろうから...ふられ気分でRock'n' Rollしながら坂道を歩きながらこの文章を書いているのだが、Hamadamariと言えばモダンチョキチョキズの濱田マリさんの方を思い出す方も多いのではないか...そういうことが頭をよぎったりした暑い夏の日の昼下がりであった https://youtu.be/Vh3ut1SQiws
https://youtu.be/29XtG79tHt4