『ベケットとその仲間たち』
田尻芳樹
取り扱われている作家
サミュエル・ベケット
クッツェー
大江健三郎
埴谷雄高
夢野久作
オスカー・ワイルド
ハロルド・ピンター
トム・ストッパード
内容
序文
第Ⅰ部 テクノロジー
第一章 ベケットとカメラアイ――フィルムをめぐって
第二章 頭蓋の中の幻影とテクノロジー――ベケット、埴谷雄高、夢野久作
第Ⅱ部 疑似カップル(pseudocouple)
第三章 『真面目が肝心』と〈疑似カップル〉――ベケットからワイルドへ
第四章 大江健三郎『さようなら、私の本よ!』におけるベケット――〈疑似カップル〉と「おかしな二人組」
第Ⅲ部 J・M・クッツェー
第五章 ベケットからクッツェーへ
第六章 クッツェー、動物、存在論――『エリザベス・コステロ』から「ベケットを見る八つの方法」へ
第Ⅳ部 イギリス現代演劇
第七章 ハロルド・ピンターにおける政治
第八章 トム・ストッパードとポストモダン