クッツェー
J・M・クッツェー
ジョン・マックスウェル・クッツェー(
John Maxwell Coetzee
,
1940年
2月9日 - )は、
南アフリカ
出身の
小説家
、エッセイスト、言語学者、翻訳家で、
2003年
の
ノーベル文学賞
の受賞者。
オーストラリア
の市民権を取得している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/J%E3%83%BBM%E3%83%BBクッツェー
J・M・クッツェー | みすず書房
1940年、南アフリカの
ケープタウン
生まれ。ケープタウン大学で文学と数学の学位を取得。65年に奨学金を得てテキサス大学オースティン校へ。ベケットの初期作品の文体研究で博士号取得。68年からニューヨーク州立大学で教壇に立つが、永住ヴィザがおりず、71年に南アフリカへ帰国。74年、最初の小説
『ダスクランド』
出版。以降、ケープタウン大学で教えながら小説・批評を次々と発表する。83年
『マイケル・K』
と99年
『恥辱』
で英国の
ブッカー賞
を2回受けた。2002年、大学退職後、オーストラリアのアデレードに移住。03年、ノーベル文学賞受賞。小説作品は上記の他に
『石の女』
『夷狄を待ちながら』
『敵あるいはフォー』
『鉄の時代』
『ペテルブルグの文豪』
『エリザベス・コステロ』
『遅い男』
『サマータイム、青年時代、少年時代』
『イエスの幼子時代』
など。
ベケット
(特に
『ワット』
など)を研究していた。