MEHST
久住哲.icon造語:Mini Encyclopedia with Hyperlinked Section-Titlesのアクロニム
造語目的:Scrapbox使用における自己制御
早すぎる抽象化を防ぐ
論点の蓄積を促進する
傾向:逆引きタグやリンクがある行へのジャンプを重視する
2022/5/30
すべての見出しをリンクにしなくていい
なので、UserCSSで見出しの見た目を変えないほうがいいと思う
Logseqは全ての段落がメーストになっているようなものである。
以下の2つが組み合わさりメーストとなる
Logseqのズーム機能
Logseqのブロック参照
2022/5/22
良い点もあるが、やはり扱いにくさがある。
用途を限定したほうがいい。(なんでもかんでもメーストはやめたほうがいい)
限定の規則
これから学んでゆく事柄についてのページ
まだ自分の中でまとまっていない情報群について
このページは3つに分割できる
メーストの概要
メーストの裏にある考え方
ミニ事典というページ観
課題
メーストからのページ分割のタイミングがひとつの課題になる。
議論型を考えはじめた方がいい
メーストの基本原則
クラインの1行目をリンクにする
ページひとつひとつをミニ事典と見なす
メーストにおける縛り
見出しを付けなければならない
付けねばならないというほどでもないが、つけないままリンクにすると見出しのスタイルが適用されてしまう。これにより、見出しを作れ」という催促が生じることとなる。
こういった催促は過去のメースとをやっていなかったページにも適用される。そこでリファクタリングが促される。良くも悪くも
メーストの基本的な発想
ページは減らし、タグは増やす
関連ページからハイパーリンクへのジャンプ(タグの付いた段落へのジャンプ機能)を活かす
ミニ事典での基本単位はクラインである。
クラインを活かす理由:Scrapboxにはセクションという概念があるから
メーストを造語するきっかけ
「見出しをリンクにしてミニミニ事典を作ってゆく方法」と最初は名づけたが、これだと長いから
Scrapboxを使ううえで悩むことがあるから
悩む場面:
久住哲.iconは数日〜数ヶ月かけて何かする(読書とかプログラミング独学とか)というのを趣味としている
ぱっと思いついたことは単体ページにしておけばいいが、日々のインプットをどうメモすればいいのかについては常に悩んでいる
どうしてアトミックノートが機能しなかったかへの反省があるが
1ページにまとめてゆく方法もうまくいかなかった
この試みもあまり光明はみえないが、実験してみなければ分からない
メーストの利点
案外追記しやすい
メーストのデメリット
結局情報見つけにくい
人は案外目grepを活用している
関連ページ(Links)が減る
原因:空ページが増えるから
スピード感が弱い
2回クリックしないと目当ての情報にたどり着けないのだが、しかもページが長くなると時間がかかってしまう。
仮説:タグが多くなることが原因かもしれない?
同メーストページ内にしか存在しないタグの予測変換が働かないので、ブラケティング予測変換の強さがやや弱くなる。
メーストの実験例
CSSのセレクタ
「階層」を下るのではなく「話」を掘ってゆく
メーストのイメージ
メーストはミニ事典というより索引かもしれない
あるいは索引が外に飛び出てプロジェクトに接続されたミニ事典
メーストはクリック数を惜しまない
Scrapboxにページ埋め込みがないのは、たしか、高速でページを遷移することでそれに変えられるから、というのも一因だったかと思う
メースト運用だと、基本的にほしい情報に行くために2クリックいる
検索候補をクリック、見出し空白ページの関連ページをクリック、メーストページを開く(見出し部分にジャンプする)
メーストはこの2クリック動作を基本として使われるが、この2クリック動作は外からは見えないので、メーストは外から見るときわめて非効率的に見える
メーストは神経質な方法論である
メーストは潜在的なリスクを回避しようとする
究極的な話、過剰細分化はページを一切見返さないならば何の問題もない。情報の弁当箱も、他のページを一切リンクしないならば、何の問題もない。〈ページを見返す〉とか〈別なページとリンクする〉といった行動を頻繁にやってこそ、それらは、まず、問題になりうる。しかし、これも可能性の話であって、実際に問題が生じるわけでもない。
と言える。
メーストは積み上げ型の利用法である
積み上げ型と議論型という2つの使用法があるとして、メーストは積み上げ型である。
ページひとつひとつをミニ事典と見なす
どゆこと?
ミニ事典のイメージ
カント事典とか、現象学事典とか、狭い分野の事典があるが、それよりも更に狭い分野の事典というイメージ。純粋理性批判事典とか、悟性事典とか、そういうイメージ。
一般的な事典のイメージ
事典にはテーマがある
事典のなかには項目が並ぶ
実践的関心に応じて事典のサイズを変える
具体的に言うと、タイトルを変えるということ。
タイトルは事典のタイトル
ページの中身は事典の中身
普通はScrapboxのページが事典内の項目に該当すると考えられている。そこをズラす。
メーストは特殊な方法論である
Scrapbox専用の方法論であると言える
リンク行へのジャンプやサジェストなどの機能に依存した方法論である
メースト用のスタイル設定
UserCSSと組み合わせる。
エディタのセクションタイトルを選択するセレクタはdiv:not(.line-title).section-title a.page-link {}である。
基本的な設定:セクションの冒頭行にブラケティングがあったら、ハイパーリンクの部分が大きくなる
https://gyazo.com/b1c383778ea736a3190f4c5edbb1d273
実際はこのようになる
https://gyazo.com/3246ab9e3c1bf4adccdd47bad09d0bbf
スタイル例
code:style.css
/* MEHSTスタイル設定(ライトモード用) */
div:not(.cursor-line):not(.line-title).section-title a.page-link {
font-size: 1.3em;
font-weight: bold;
color: hsl(225, 47%, 40%); /* 暗めの青色 */
border-bottom: 3px solid hsl(225, 47%, 40%);
}
code:style.css
/* MEHSTスタイル設定(ダークモード用) */
div:not(.cursor-line):not(.line-title).section-title a.page-link {
color: silver;
font-weight: bold;
font-size: 1.4em;
border-bottom: 3px solid silver;
}
/* スマホ画面で見出しを小さくする */
@media screen and (max-width: 768px) {
div:not(.cursor-line):not(.line-title).section-title a.page-link {
font-size: 1.1em;
border-bottom: 2px solid silver;
}
}
色相(hue)の度合いを知るためのページ