「歌束」
《新潮》2019.1、竹書房文庫『ベストSF2020』
『文字渦』
完結後の第一作
「かな」
同様、
『古今和歌集』
ネタを継続して使用
「かな」で使用したスクリプトをもったいないから流用したらしい
仮説:円城塔は、今後自分の表現したいもののために新たな言語を開発するのでは?
完結後第二作
「わたしたちのてばなしたもの」
が明らかに
日本語の拡張
に取り組んでいたので仮説は立証された
アンソロジーとは、そもそもギリシャ語でanthos(花)+legein(集める)の合成後で、花束という意味
歌束と花束という連想を検討するべきだろう
#単行本未収録作