新しい価値提供のあり方に興奮した話
https://gyazo.com/a9b1478792068abf782d0d3ffe14db61
小曽根真さん、ご存知でしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=lPKl3w5drH0
超有名な世界的ジャズピアニストです。
ジャズに興味を持った若かりしアレクサンタに、恩師が教えてくれたのがきっかけでしたが、
素晴らしい音色とアレンジで感情を揺さぶるピアノを奏でてくれます。
当時のアレクサンタのiTunesには、小曽根さんの曲がたくさん入っていて、よく聞いていました。
さて、時はたち、すっかりママになったアレクサンタ。
忙しい日々に、彼の音楽に触れることもすっかりなくなっていました。
ところが、これまた恩師の発信から、「彼のオンラインライブという世界」の存在を知ります。
『Welcome to Our Living Room 』という名のこの配信は、毎晩午後9時頃に始まり、1時間以上も堪能できる模様。
医療従事者の方々やライフラインを支えてくれている方々への感謝を込めて善意でされているライブだそうです。
好きなピアニストさんだし、試しに見てみようと、たまたま風呂の時間帯でしたので、風呂にiPhone持ってきて彼のFacebookページにアクセスしました。
そこには、大変素晴らしい可能性の世界が広がっていました。
一見、よくある動画配信ではと思う方もいるかもしれません。
何が違うか。これって新しい価値提供のあり方だからです。
この苦しい社会的情勢から生まれでた新しい可能性。
何が素晴らしいか、そのポイントは、
①リアルタイムで参加できるということ
②自分がいる場所を問わないということ
③本来、親密な人でないと見られない視点で見られるということ
④なんとピアニスト本人の気持ちにもなれてしまうこと
です。
①は、後から動画で見ればいいと思うかもしれませんが、やはり、ライブであるということに意味があります。
憧れの人「本人」が、離れた場所であれ、今まさに、動いている姿をそのまま見られる「臨場感」。
視聴者という形で、多くの人が一斉にそれを見ているという「連帯感」。
コメントやアイコンという形で、自分の気持ちを伝えられ、かつ、言葉だから(話しかけるのではないから)相手や周囲に迷惑もかけず、本人に気持ちが届くという、「親しみ感」。
②ネット環境とデバイスさえあれば、自分がどこにいようと、何をしていようと、その世界に入ることができるという「気軽さ」。
本来、彼のライブにリアルで参加しようと思ったら、時間とお金をかけ、服装にも気を使い、心の準備をしていかなければなりません。ライブ会場が遠ければ遠いほど、交通費や宿泊費などさらにお金と時間がかかります。もちろん、そうして大変な思いをして行くからこそ、価値もより大きく感じるわけです。
でも、オンラインという形は、場所という縛りが外れます。
自宅でも、停車中の車でも、どこでもいい。どんな格好をしてもいい、風呂の中で裸でも、周りで子供がはしゃぎ回っていてもいい。このライブの本人にも視聴者にも、誰にも迷惑かかりません。
耳と目だけを彼の世界に入れてもらう。
なお、本来、オンラインという形でも、彼のライブが無料で聴けるということは、特別なことです。今だけの特権です。
医療従事者やライフラインを支える方々への感謝の気持ちをお裾分けいただいている感じです。
③これ、とってもも素敵なこと。だって、本来、小曽根さんの素敵すぎるリビングに訪れることができるのは、家族か、ごく親しい友人だけでしょう。ライブは、彼のご自宅のリビングのピアノの前の特等席の視点で始まります。
それはまるで、彼の自宅に招待されて、目の前で自分のために弾いてくれるような感覚です。ものすごく贅沢な視点。
これぞ題名の通り、『Welcome to Our Living Room 』
ピアノの演奏の合間に、視聴者(カメラ)に向かって話しかけてきます。
オンラインだからこそ叶うし、できる価値提供です。
④ライブの途中、時々カメラが切り替わります。それは、小曽根さんがピアノを弾いている手元と鍵盤が見える構図です。
これって、小曽根さんの視点なわけです。アレクサンタ、ピアノにはご縁なく、チューリップくらいしか弾けません。
そんなアレクサンタが、プロピアニストの視点で、あたかも自分が大勢の観客の前で一流の音楽を奏でている感覚を擬似体験できるということ。これは、リアルでも、例え奥様でもできないこと。オンラインならでは。
興奮して、なんだか素晴らしいの、なんだかを分解してしまいました。
さて、お試し視聴は、寝る前の慌ただしい日常の中で、パジャマ姿で見流してしまい、申し訳ないようなもったいない気持ちでしたので、後、やることは決まっています。
アレクサンタの得意技、非日常感の空間演出
ピアノは弾けないけれど、擬似空間を作るのは得意です。
もうすでに妄想が止まりません。
今夜、やったら追記します。
⇒やりました。そしたら、びっくり!また新たな視聴の仕方を堪能してしまいました。
実は、同日夜、演奏の1時間前から、お金を払って申し込んだ別のオンライン講義のライブ視聴があったのです。
それを食い入るように聞いていたら、ライブの時間。どっちも聞きたい!
しばらくは諦めていたのですが、終盤、思いつきました。
最近流行りの完全ワイヤレスイヤホンを持っているのですが、ペアリングの調子がおかしくて、片耳ずつしか接続できません。
すでに、右耳のイヤホンで、スマホから講義を聞いていたので、左耳のイヤホンをパソコンから飛ばし、小曽根さんのページにアクセス。
はい、右耳からの濃い講義、左耳からプロジャズピアニストの演奏。
じゃーーん!言葉と音楽の融合
両者には、贅沢な聞き方して申し訳ないのですが、でも、受け手であるアレクサンタの自由です。
そこがオンラインの素晴らしいところ。超贅沢で興奮しました。
これがあなたの憧れの人が行うものだったら?
佐藤健が、菅田将暉が、キムタクが、要潤が、隣に座って、手を伸ばしてきたらどうします(笑)
(アレクサンタの好みでサーセン)
スマホをはさむタイプの簡易VRで見たとしたら・・・・(ヨダレ)
もちろん、その後、当初のやりたいこともやりました。(ライブではないけど)
Welcome to alexanta's living!
https://gyazo.com/bef52577a569aa658d14ff7f48749e28
🔼ジャズライブとワイン
https://gyazo.com/61ede341c43d1bb80da6405357d5b166
[https://gyazo.com/f969965dbcc9c6f59b2c447351bfae85
間接照明総動員です(笑)