さてさて、オンライン授業。助走の始まり〜PadletとMiroに慣れてもらう……〜
https://youtu.be/17YnwL4jq_E
上の映像はわたしが軽く「Padlet」を説明しているところです。 https://gyazo.com/9cbd3a263eaf3b6dfeaca31dea6722e8
前期木曜日2限目。
今日は、自主授業ということで、本格的な学習をしていく前の、授業で活用するツールに慣れていただく活動。
つまりは、オンラインの共同編集ツールを操作してもらった。
授業はもちろん、オンライン共同編集ツールを知るとか活用することが目的ではなく、それらは授業の目標を達成させるためのツールとして有効に使えるかどうかがポイントである。
だから、いちいち、同じ画面で他人が同時に編集できることに驚いたり、喜んだりしてもらって、「ほほほう〜っ」で授業が終わったのでは仕方ない。
だから、今日のように、驚いたり、喜んだりしてもらう「だけ」の時間を設けるのも大切である。
例えば、教室に1人1つのミニホワイトボードを持ち込んだとする。
子どもたちは、一般の教室には用意されていないツールが教室に持ち込まれたことで大興奮する。
それで、配布してすぐにミニホワイトボードを使って本来の授業の目的に迫ろうとしても無理である。
子どもたちはホワイトボードにしか目が向かない。
だから、最初は、飽きるくらいにホワイトボードをさわらせてあげる、いじらせてあげる。休み時間も自由に使っていいよと促してあげる。それが続くと、目の前にホワイトボードがあっても興奮しなくなる。鉛筆や消しゴムと同等の扱いになる。そうなったらしめたものだ。ここから、ホワイトボードを当たり前のツールとして使うことができる。
これと同様だ。
本日は、オンライン上で同じ科目を学ぶ学生の方々との顔合わせと同時に、オンラインツールを一緒に使って「協同体験」を行った。
今日、学生さんたちに操作してもらったのが
Miroはなんどか、ここで繰り返し紹介しているので今回は、Padlet。 Miroについては以下を参照
Miroが共同編集ができるオンラインホワイトボードなら、Padletは共同編集ができるオンライン掲示板だ。
このサービスのフォーマットには、マインドマップ風やらカテゴリに分けられる風、タイムライン風、チャット風、(見た目)ブログ風、世界地図に表せる風といろいろある。
今回は、一番単純なフォーマットを使って、「コロナ禍のゴールデンウィークだからこその経験、体験」を学生に書いてもらい、情報を共有してもらうことにした。
このサービスは、書いてもらった後、いいねの代わりになる♡や、コメントを書き加えることができる。そういう意味でも双方向な掲示板である。
Miroが自由度が高すぎてなかなか使いにくいという方にとってはこちらはカチッとしたフォーマットなので使いやすいかもしれない。共同編集として設定する場合も、アカウント登録する必要がないのでとてもラクに招待できる。QRコードも発行できるので、コロナ禍が終わり、ふつうにセミナー等が行われた場合、最後にスクリーンに大きくQRコードを見せて、スマホ等でみなさんにジャンプしてもらい、セミナーの感想や質問を書いてもらう……ということが簡単にできてしまう。
なかなかおもしろいサービスである。
海外のサービスなので、よくありがちだけれど、日本語入力に少し難がある。そこがきちんとクリアできればもっともっといいのだけれどなぁ。それでも、なかなかおもしろいサービスである。
【参照】
そうそう。
あと、Googleスライドは、わたしの中では協同的に授業をすすめる上では案外重要な位置づけを持つのだが……、これは後日紹介したい。 ちなみに、これ、わたしの大学の授業での実践ですけど、環境さえ整えば、小中高等学校でも十分活用できると思います。あとはアイデアです。