GoogleDriveのコメント機能を使っての協働的な学び&ストップモーション方式による授業リフレクション〜学部3年授業<実践セミナー「学校教育実践」>〜
https://gyazo.com/0e350e9a820448a4bf143d7ed592ac8c
本日は,大きく2つに分けての進行。
GoogleDriveのコメント機能を使っての協働的な学び
前半は,前回の各自のリフレクション文を参照して,そのリフレクションにリフレクション(コメントを入れる)ことをしていく時間。
事前に,先週,授業をしていただいた阿部ゼミの現職院生Wさんにもコメントを入れてもらっています。
いろんなやり方があると思いますが,今回はICTを活用させてもらいました。
それをわたしはスキャナで読み取りすべてpdfにします。(まぁ,もともと最初のリフレクション文から電子文でいけよ!という注文もあるかと思いますが……苦笑,このときはアナログだったんですねぇ,いろいろとあって。こうしてアナログとデジタルをいろいろと組み合わせるのもいいじゃないですか)
このpdfをGoogleDriveにアップロード。学生等々,関係者だけ閲覧と編集(コメント)ができるようにしておきます。
まず,事前に授業者のWさんにアドレスを知らせてリフレクション文を読んで,コメントができるようだったらコメントをしてもらうようにお願いしておきます。(結果,Wさんは1人の文章に最低でも1コメントを入れてくださいました。さすが,現役の先生です。このあたり,わかってますよねぇ。コメントが入っている人と入っていない人がいたら……いろいろと考えてしまいます)
さて,授業。
まずは,学生(30人)をくじを使って6チーム(5人組)にします。
ちなみに,ここでもICTを使います。
「Classroom screen」という面白いサービスがあります。無料でいろいろと使えるのですが,わたしのことです(笑)。すぐに有料アカウントを取得しました。
このサービスの一つに,アトランダムにチーム構成してくれるというサービスがあります。これをプロジェクタに映し出しながら班を構成します。こうすることで,わたしにはなんらやましい意図がないということを見せるわけです。
【参照】【Classroom screen】ブラウザ上に色々載せられる|サイコロ・タイマー・学生ランダム選択・グループ分け・QRコード・絵や文章など!
https://youtu.be/-SROeoLTVac
その後,班で一緒になった友人のリフレクション文を読んで,「気になったところ」「自分もそう思ってたところ」「質問」等々のコメントを会話しながら入れてもらうわけです。
「話し言葉のよさ」と「書き言葉のよさ」を感じてもらいながらのリフレクションです。
学生の多くは,この機能を使って実際にやりとりするのは初めてだったようで,「やり方」を教え合ったり,自分が書いた文章に再度コメントが返ってくるのに驚いたり,自分が書いていたと思ったらその下や上に別な人間のコメントが入ってきたりと共同編集できるICTの便利さや面白さを体験していました。
ストップモーション方式による授業リフレクション
さて後半。
この日のために,先週末は,ビデオ編集。
先週の模擬授業は,後ろからの固定カメラでの映像とわたしがGoPro8を手に持って動きのある映像の2つのシーンを録画しておいたのです。それを合体して学生には前後から映像を確認できるように編集しておきました。
https://gyazo.com/555e764409bd3b78636dca1e108284dc
(【注意】上の画像,スタートボタン(▶)を押すと映像が流れるように感じてしまいますが単なる画像です。押しても映像は流れません。あしからず)
とても熱心な時間が過ぎました。
【参照】
学生には,
君たちの力が試されます。わたしはビデオを止めると進めるの作業しかやりません。あとはみなさんが「ストップ」という声を出して,全体に「問う」「意見を述べる」で進めていってください。
と伝えました。
事前にわたしが終わりの時間を告げていたのですが,その制限時間までずっと自分たちだけで意見のやり取りをしていました。しかも,鋭い意見の応酬です。
学生たちと真剣に目の前の授業についてやりとりできること。
幸せです。
模擬授業を提供してくださったWさんにあらためて感謝いたします。