算数科の幹
問題解決のためのQNKSはそのまま算数の文章問題解決のために使える。Qとは「全部でいくつになりますか?」など、文章問題の最後に示される「課題要求文」である。そのQに基づき、必要な情報をNし、問題構造をKし、抽象図としてSする。そして、その抜けを求めるための立式をし、その式を実行して、答えを得る。問題解決のためのQNKSはそのまま算数にも応用可能である。(実際にQNKSを始めに考案したのは、子どもたちに算数の文章題を始動しているときであった。QNKSはどうやって作ったの? https://scrapbox.io/files/60b09e25ae099f001c19da41.png
基本的な使用方法は国語科の幹と同じ。詳しい目的や問題意識はPDFファイルの最後のページにあります。 https://scrapbox.io/files/60b09e17ab3719001c867d0c.png
【活用方法】
1年〜4年の四則演算の概念を理解する段階で活用することが最も望ましい。
毎日の宿題にする。教師はこれを大量に印刷し、終わりの会に配るだけで算数の宿題が出せる。
子どもたちは家に帰って問題づくりまで取り組み、それを学校に持ってくる。
用紙を二つ折りにしておき、問題の面を解く時に、左側の解法の面が見えないようにしておく。
毎回学校の算数の授業の始めの10分ほどをつかって、持ってきたプリントを子供同士で交換し、解く。
解き終わったら、用紙を広げ、答え合わせをして、プリント作成者に返す。
【期待できる効果】
四則演算の意味理解
文章問題制作過程を体験することで、苦手意識の克服
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