tutorial.4行動し始める
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項目 内容
所要時間 10 分 ~ 30 時間
理解の難易度 ★★★
実践の難易度 ★★★
ここまででtutorial.1収集してみる、tutorial.2やるやらない仕分けをしてみる、tutorial.3 ブレイクダウンをしてみると仕分けてきました。その結果、「次に取るべき行動」にはタスクが溜まっているはずです。
「次に取るべき行動」は、GTDにアクセスする入り口です。
私たちは日々「次に取るべき行動」に目を通し、この中にあるタスクを一つずつ片付けていくことで GTD を回します。
言い換えるなら、「次に取るべき行動」は毎日目を通す TODO リストとも言えますが、いまいち使い方のイメージが湧きません。
そこで Tutorial.4 では、この「次に取るべき行動」の使い方を練習します。
step.4-1 次に取るべき行動に今日やるエリアを設ける
step.4-2 次に取るべき行動に今週やりたいエリアを設ける
step.4-3 次に取るべき行動にルーチンエリアを設ける
1~3は分ける必要なさそうtakker.icon
step.4-4 次に取るべき行動の中身を各エリアに仕分けていく
step.4-5 行動を一個だけ消化してみる
step.4-6 行動を数個くらい消化してみる
step.4-7 今日やらない行動を先送りする
先送りしたタスクは次の日に今日やるエリアに移す
step.4-8 新しい行動を入れてみる
Tutorial.4 では「次に取るべき行動」の扱い方を練習しました。
ずいぶん長くなってしまいましたが、毎日どうやって GTD を回していくか、なんとなくイメージが湧いたかと思います。
「次に取るべき行動」にタスクを列挙しておき、これらに従っていくだけで回るようにする――それだけのことですが、そのためには色々と工夫(そして泥臭い作業)が必要でしたね。
tutorial.5 レビューを取り入れてみるは、いよいよレビューに立ち入ります。
☕ Tutorial.4 で紹介したのは、ほんの一部です。
一般的には「タスク管理」の領分であり、奥深くて多様な世界が広がっています。
その気になれば日常生活の全てを管理したり、手作業の面倒を極限まで省いたりもできますが、ここでは立ち入りません。
興味があったらネットで調べてみてください。本書でも第9章 参考情報で紹介しています。